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2021年6月10日 (木)

ガンボとジャンバラヤ

「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」を車の中でよく聞く。その時間は車で移動していることが多いからだ。その日のメニューはガンボだった。ガンボはアメリカ南部の郷土料理である。黒人の影響を受けて米とアメリカ原産のオクラが使われる。トマトやチリペッパーは先住民の影響を受けている。魚介を使うところはフランスのブイヤベースの影響があり、クレオール料理に分類されている。クレオールとは、西インド諸島や中南米、アメリカ南部などで生まれ育ったフランス人やスペイン人のことである。混血という意味もある。

 番組でガンボを取り上げたのは、ネバネバ料理の週だった。ガンボのネバネバの元であるオクラはとろろ芋で代用していた。海老が入りカレー粉とチリペッパーで辛味をつけたガンボはご飯にかけて供され、すっきりした辛さでご飯に合うと、上沼恵美子は高評価を下した。ガノボはオクラのことだから、オクラを使わない料理をガンボというのは、ちょっと強引だと思った。
ところで、なぜオクラは緑色のメッシュ素材に入っているのか。これをネットで調べると、傷みやすい野菜なので、通気性をよくして見栄えもよくということらしいが、今ひとつ納得がいかない。

 クレオール料理でもう一つ気になっていたのが、ブレンダ・リーやカーペンターズが歌う曲として有名なジャンバラヤだ。そのジャンバラヤをセブンイレブンで見つけた。ジャンバラヤはスペイン料理のパエリアから派生したものだ。セブンイレブンのジャンバラヤは、トマト味にピリ辛のメキシコ風味が加わったチキンライスであった。店頭からはすぐに消え、その後日の目を見ていないが、ジャンバラヤを商品として提供したセブンイレブン弁当開発部のチャレンジ精神に拍手を送りたい。

ところで、ラフカディオ・ハーンは来日する前に、フィラデルフィア万博に出品する目的でクレオール料理の本を書いている。ハーンの本には、ガンボはスープにジャンバラヤはサラダに分類されている。

 

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