『藪医 ふらここ堂』『クラシックホテルが語る昭和史』
5月6日(MON)☁ 10連休最終日
『藪医 ふらここ堂』朝井まかて 講談社文庫 2017年 くまざわ書店
ふらここ堂は、山桃の木からぶら下げたブランコ(ふらここ)が目印の、藪と評判の天野三哲やってる小児医院。元大工だった三晢は、患者を待たせることで有名。とはいっても患者は訪れる。小児医のところには、子どももさることながら付き添ってくる大人が問題を抱えていることも少なくない。ふらここ堂の波乱の日常を描く。
藪医 ふらここ堂 (講談社文庫)
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朝井 まかて
講談社 (2017-11-15)
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『クラシックホテルが語る昭和史』山口由美 新潮文庫 2012年 (古書)Amazon
著者は富士屋ホテル創業者の祖孫。日本のクラシックホテルについて、いくつかの著者がある。多くの資料をもとに緻密な文章で書かれる著書は、資料的な価値があると思う。
名門ホテルでは歴史的なセレモニーが行われたり、著名人が宿泊したり、あるいは訳ありの有名人がお忍びで滞在することもある。非常事態時のホテルは秘話の宝庫だ。
クラシックホテルが語る昭和史 (新潮文庫)
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山口 由美
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