『直立二足歩行の人類史』『文にあたる』『プラトン テアイテトス』『副署長3 祭礼』
10月13日(Thu)☀☁
TOKIOにてカットとカラー。そのあとジュンク堂へ。
直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足 ジェレミー・デシルヴァ/赤根洋子 2022年437頁 |
化石で人の進化でミッシングがなくなったという。今この手の本は読みどきだという。
文にあたる 牟田都子 亜紀書房 2022年8月255頁 |
著者は独立して校正の仕事を請け負っている。人気校正者である。
著者の校正のやり方は、3回、目を通すという。誤字・脱字・衍字を直し、書かれていること正誤を確認する。例えば猫の前足に肉球は5つあると書かれていれば、それを確かめるため調べる。12万語の本であれば、校正に約2週間かかる。
プロの校正人の校正に立ち向かう姿勢と苦労話と奮闘ぶり、そして校正の醍醐味が語られている。
プラトン テアイテトス プラトン/渡辺邦夫 光文社文庫 2019年 493頁 |
チョムスキーのいうプラトン問題について調べるために購入。。
ジュンク堂でプラトン問題に触れていそうなプラトン御著作をめくってこれに決めたのだが、結果的には的外れだった。
プラトン問題とは言語を習得する能力は人間の脳にもともと備わっている。幼児が突然言葉を理解したり、知らないはずの言葉を発するのは、そういうことによる。
プラトンの想起説は人間は生まれてくるときに霊界での知識をすべて忘れてしまう。学習はそれを思い出すす作業である。想起説はいずれはイディア論に結びついていくのだが、想起説が論じられるのは、『メノン』『パ イドン』『パイドロス』の3つの対話篇においてである。しかし,そ れぞれの作品を通して展開される想起説の形成は,イデア論の形成と連動している。チョムスキーのプラトン問題とはこの想起説のことなのである。
副署長3 祭礼 松嶋智左 新潮文庫 2022年10月 335頁 |
松嶋智佐の副署長シリーズの第3弾。
有無を言わず即購入。
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