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2011年9月28日 (水)

MacBook Pro購入

仕事場で使っているNECのノートパソコンの蝶番が壊れて、蓋がスムーズに開かなくなった。画像の処理をしたりテキストやワードやエクセルを使うくらいなので、蓋がいびつに開くくらいはたいした支障にはならない。それに修理に出せばすむことである。家電量販店をうろついているうちに、今マッキントッシュのPCを使い始めなければ、一生使うことがないかもしれないと妙な考えが浮かんだ。そういえば、『ミレニアム』の主人公ミカエル・ブルムクヴィストもハッカーのリスベット・サランデルも、マックを使っていたじゃないか。

店員のマックについての説明を訊くと、「今までウィンドウズを使ってきたのなら、マックについて気軽に質問できる人が近くにいないと、使いこなすのは無理です」などと、背の高い店員は見下すように言うのだ。
「マックに替えるのは、使いにくさを受け入れることです」などと教訓めいたことも付け加えた。その一言が引っかかってしまい、上等じゃないか使いにくさを受け入れてやろうじゃないかと思った。
翌日もその量販店に行って、別の店員からあれこれ訊きだした。その店員は「私もマック使っているんですが、何しろマックはかっこいいんですよ。マックにウィンドウズのソフトを入れて使っています」などとニヤリと笑いながら言うものだから、絶対に買おうと決意してしまった。
早い話が、ふたりの店員にうまいことのせられたのだ。
問題がひとつあって、ホームページ作成ソフトのドリームウィーバーのマック用を買わなくてはならない。たかがソフトのくせに、ドリームウィーバーはかなり値段が高かった。

実は仕事場にあるデスクトップは瀕死の重態である。
うんざりするくらいすべての動作が遅く、メールを閲覧するまでに電源を入れてから、かなりの時間がかかる。
おまけに「仮想メモリが少ない」などという警告がしょっちゅう出る。
突然シャットダウンするし、逆に終了をコマンドしてもいっこうに電源が切れない。
本来は重要な役割を担っている臨終が間もないデスクトップの購入を優先すべきなのだが、店員の「近くにマックを使っている人がいないと使いこなせない」という脅し文句を見返してやろうと思い、デスクトップを後回しにすることにした。

そんなわけで、この文章は購入したばかりの「MacBook Pro」のテキストエデイットで打っている。
ワードとエクセルとパワーポイントが入ったマック用オフィスを買ってあるが、それをインストールしてしまうと、変な話だが、このパソコンが汚れるような気がしてインストールする気になれない。
おそらく切羽詰まらないとインストールしないと思う。
インターネットとテキストしか使っていないけれど、今のところ使い心地は快適そのものと言いたいが、本音はキーが指にまとわりつくような感じがしっくりこない。
そもそも変則打ちだから、それにキーの感触に病的にこだわったグレン・グールドじゃないんだから、そのうちに妥協するだろう。
ちょっとばかり正当な打ち方をしようと両手を正しい位置におくと肩が凝るが、慣れるしかない。

ネットで調べたら、マックの使い方についての動画付きチュートリアルがあった。
ほんの少しの機能しか使っていないわけだが、「気軽に質問できる人が近くにいないと、使いこなすのは無理です」とは、よくぞ見くびってくれたものだと今のところは思っている。

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