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2012年2月

2012年2月23日 (木)

カラー完全版 日本食材百科事典

Photo_20220423084201カラ-完全版 日本食材百科事典
講談社プラスα文庫
1999年5月
1480円

文庫本なのにタイトルが百科事典。
文庫にしては少し値段が高いが、使い勝手がいい。
鮮明な写真のカラー図版が2000点あって、これがなかなか見ごたえがある。ページの下には、各食材の市場取り扱い価格が載っている。
そのへんに置いておいて、ちょっと調べてみようというときに、便利だ。
とても重宝している。こうした本を作れるのは、日本の文庫文化の優れたところだと思う(03/11/19)
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コレステロール治療の常識と非常識 桑島 巌 横手幸太郎

2010年に、脂質栄養学会から「コレステロールは高めが長生き」と発表された。
同学会は、不十分なデータの解析をもとに間違った情報をマスコミに流してしまったと著者たちは指摘する。
Photo_20210119083301コレステロール治療の常識と非常識
桑島 巌 横手 幸太郎
角川SSC新書
2012年

それ以前から、人心を惑わすようなタイトルのコレステロールに関する本が出版されていた。
新書だけでも、『コレステロールと中性脂肪の薬は飲むな』(大櫛陽一 祥伝社新書 2008.10)『コレステロールに薬はいらない』(浜六郎 角川oneテーマ21 2006.9)『コレステロールは高い方が病気にならない』(浜崎智仁 ベスト新書 2005.8)が出版されている。
こうした混乱がなぜ起こっているかについて、本書では「科学的根拠に基づいた」研究発表を取り上げ、明快に解説している。

コレステロールの治療に当たっては、リスクファクター、つまり脳梗塞や心筋梗塞になる危険因子を十分に勘案する必要があるという。
年齢、性別、閉経前か後か、高血圧、糖尿病、喫煙などの因子を検討した上で、治療が選択されるべきであるとする。
すべての人を同じ検査基準値で判定してはいけないという。
基準値をオーバーしているから、ただちに薬が必要ということではないと力説している。
コレステロールに関する誤った情報を一刀両断にした痛快な書である。→人気ブログランキング

2012年2月10日 (金)

対岸の彼女 角田光代 

主人公の小夜子は35歳、3歳の娘がいる。
独身時代は映画の配給会社に勤めていたが、結婚を期に退社した。
Image_20201218092701対岸の彼女
角田光代
文春文庫
2012年

平穏な生活に飽き足らず、夫の反対を押し切って働きはじめる。
雇用主は、小夜子と同じ大学出身で同い年の独身女性、葵である。旅行会社と思って働き始めるが、与えられた仕事は掃除代行。
登場する女性たちは仲良くなったり、気まずくなって離れたりする。
そうした、粘っこい微妙な人間関係がよく描かれている。

第132回(平成16年度、2004年度下期)直木賞の受賞作。(2005/1/17)。→人気ブログランキング

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