『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』
ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』シリーズ第2弾。
1891年、ヨーロッパでは連続爆破事件が起こっていた。
新聞はアーナキストの仕業と書きたてるが、ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、モリアティー教授(ジャレッド・ハリス)の企てであると推理していた。
折しも、ワトソン(ジュード・ロウ)の結婚式を控えた前日、社交クラブに潜入したホームズは占い師の女シム(ノオミ・ラパス)と出会う。シムは事件の鍵を握っていて命を狙われていた。
ホームズはワトソン夫妻のフランスへの新婚旅行に同伴するが、新婚旅行とは名ばかりで、ワトソン夫妻の命が狙われ、助けようとするホームズも危機一発の目に合う。
捜査を進めるホームズはワトソンとシムとともに、イギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと次々に国をめぐり、事件の核心に迫っていく。
モリアーティ教授は、ヨーロッパの歴史を変えてしまうほどの悪巧みを画策していたのだった。
天才的な頭脳を持つホームズの頭の中で謎解きは行われていく。
武闘派でもあるホームズは超人的身体能力で敵を蹴散らす。
ミステリよりは、アドベンチャー・アクションもののカテゴリーに入る。
2009年の『ミレミアム ドラゴン・タトゥーの女』のリスベット・サランデル役でブレークしたスウェーデン出身のノオミ・ラパスのジプシー女がいい。エキジチックで、ヤンキー風でどこか健気な役柄にピタリとはまっている。
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