マシンガン・パニック
ある夜、サンフランシスコの下町を走るバスの中で、小型マシンガン乱射事件が起こり8名が犠牲になる。犯人はそのまま立ち去った。
サンフランシスコ警察殺人課の刑事ジェーク・マーティン(ウォルター・マッソー)、レオ・ラーセン(ブルース・ダーン)たちが駆けつけ、殺された乗客の中に同僚のエバンスが含まれていることに気づく。
亡くなったエバンスはマーティンと組んで捜査に当たっていた。
事件はどんどん悲惨になる、世の中が悪くなっていくとラーセンが嘆く。
エバンスは迷宮入りになったテレサ殺人事件を非番のときに一人で捜査していた。
テレサ事件は2年前にマーティンとエバンスが手掛けたが、迷宮入りとなった事件だった。
マシンガン・パニック/笑う警官 原題:The Laughing Policeman 監督:スチュアート・ローゼンバーグ 脚本:トーマス・リックマン 音楽:チャールズ・フォックス 製作:アメリカ 1976年 |
やがて、マーティンはテレサ事件とバス乱射事件は関係があると推理し、テレサとつきあっていたカメレロの身辺調査を始める。そしてカメレロの正体が明らかになっていく。
マーティンたちは尾行を続け、それとなくカメレロに精神的な圧力を加えていった。
ある日、マーティンが尾行していると、トランクをかかえたカメレロがバスに乗り込んだ。マーティンも強引にそのバスに乗り込む。
・・・・・・
本作は、ドキュメンタリーのような描き方でとっつきにくい。
原作の『笑う警官 (角川文庫)』は、ペール・ヴァールーとマイ・シューヴァル共著によるスウェーデンの警察小説「マルティン・ベック シリーズ」の第4作である。文庫の解説では、本作品を駄作と断じている。
舞台をストックフォルムからサンフランシスコに移している。→人気ブログランキング
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