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2012年5月21日 (月)

あるスキャンダルの覚え書き

労働者階級の子弟が通う、公立学校に美術の新任教師としてシーバ・ハー(ケイト・ブランシェット)が赴任してくる。
シーバのクラスで男子生徒が喧嘩を始め、彼女が仲裁しようとするが、治まらない。そこに老女性教師のバーバラ・コヴェット(ジュディ・デンチ)が現れ、あっさり喧嘩をやめさせてしまう。
シーバはバーバラに感謝し、ふたりは接近していく。
やがて、シーバはバーバラを自宅に招く。
Photo_20210520081701あるスキャンダルの覚え書き
原題:Notes on a Scandal
監督:リチャード・エアー
脚本:パトリック・マーバー
音楽:フィリップ・グラス
製作:イギリス 2006年

ある日、バーバラは学校内でシーバと男子生徒の性行為を目撃する。
バーバラは校長に知らせると脅し、シーバにすべてを告白させる。シーバのすべてを知ることが、誰からも疎まれ孤独な生活を送るバーバラにとっての楽しみである。
バーバラの忠告にもかかわらずシーバと生徒との関係は続き、潮時とみたバーバラは同僚の女教師にシーバのことをそれとなく匂わす。
思惑どおり噂はまたたく間に広がり、生徒の母親がシーバの家に乗り込んで、スキャンダルが明るみ出てしまう。
シーバは解雇され家庭は崩壊寸前となる。
定年を1年後に控えたバーバラは、シーバについての供述を拒んだことで、学校を辞めさせられる。そして、シーバに代わる次の獲物を探しに公園に現れるのだった。

バーバラの本棚には、こうしたスキャンダルを綴ったノートがずらりと並んでいる。他人のスキャンダルを握って自分の意のままにすることが無上の喜びという異常な心理が、ジュディ・デンチの絶妙の演技から伝わってくる。→人気ブログランキング

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