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2012年5月20日 (日)

ウィンターズ ・ボーン

ミズーリ州の片田舎に暮らす17歳のリー(ジェニファー・ローレンス)は、幼い弟と妹、精神を病んだ母親の面倒をみながら、気丈に暮している。
父親は家を出て数年前に覚醒剤の製造の罪で逮捕され、保釈金のために家や土地を担保に入れた。裁判の日に姿を見せず、行方不明になっている。
リーは、次の裁判が開かれる日に父親が現れなければ、土地と住む家を没収すると告げられた。
Photo_20201212084101ウィンターズ・ボーン
Winter's Bone
監督:デブラ・グラニック
原作:ダニエル・ウッドレル
音楽:ディコン・ハインクリフェ
製作国:アメリカ  2011年

彼女は父親の消息を知ろうと親戚を訪ねるが、誰もが沈黙を守っている。父を探すことは闇社会に足を踏み入れることだった。探し回ることを辞めるように親戚たちから脅しをかけられるのであった。
しかし諦めずに探しているうちに、父親が親戚の誰かに殺害されたことを知る。
父親が死んだ証拠を期限の1週間後までに裁判所に提出しなければならない。やがて、はじめは協力的ではなかった、父親の兄が力を貸してくれるようになる。
暴行を受けても引き下がらないリーの必死に父親を探す姿をみて、親戚たちが消息を教えるのだった。

父の死が証明されても、一家の生活が変わるわけではなく、見終わったあとにやりきれなさが残るが、リーの健気な生き様が心に残る不思議な魅力もつ作品である。
舞台となったオーザック地方は都会と完全に隔離されていて、この地でしか通用しない言い回しがいくつもあるという。→人気ブログランキング

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