『シャーロック・ホームズ』
ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、黒魔術の儀式を行い若い女性を次々と殺害したブラックウッド卿(マーク・ストロング)を逮捕した。
ブラックウッド卿は、必ず生き返って殺人を繰り返すとホームズに宣戦布告する。
絞首刑が施行され、ワトソン(ジュード・ロウ)医師が死亡を確認したはずのブラックウッド卿が墓から蘇り、再び殺戮を始める。
ブラックウッド卿の野望は、自らが国を掌握し、かつての大英帝国の植民地を奪還し、アメリカを手中に入れ、世界を我がものにすることである。
自らに同調する有力者たちを修道会に集め、誓いの儀式を行なった。
野望を実現するために、大量殺戮機械、兵器、毒薬、解毒薬を部下に開発させていたのだった。
本作のホームズは不潔で自分勝手、ワトソンの婚約者メアリー(ケリー・ライリー)に対し、彼女の過去を暴くという無礼をはたらき、顔にワインをかけられてしまう。
彼はブラックウッド卿が蘇ったカラクリを、得意の推理で解き明かす。彼は練達の武闘家であり、頭脳的な動きで悪党どもをなぎ倒おす。
元軍人のワトソン医師も仕込み杖を使って、ホームズの危機を救う。
敵か味方か判然としないアイリーン(レイチェル・マクアダムス)もホームズ側について、ブラックウッド卿にたち向う。
脚本を担当したライオネル・ウィグラムのコミックノベルに基づいているとのこと。
コナンドイルの原作とは異なるアクションものになっている。
次作『シャーロックホームズ シャドウゲーム』に登場するモリアティ教授の影がチラついている。
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