『ある公爵夫人の生涯 』
監督:ソウル・ディブ
脚本:ソウル・ディブ
原作:アマンダ・フォアマン
製作:ガブリエル・ターナ マイケル・クーン
18世紀後半、スペンサー家で育った17歳のジョージアナ(キーラ・ナイトレイ)は英国で最も裕福なデヴォンジャー公爵(レイフ・ファインズ)のもとに嫁ぐ。
美貌と知性を備えたジョージアナは、社交界で注目の的となる。
しかし公爵はジョージアナに世継ぎを残すことだけを求め、愛情を示すわけではなかった。
ジョージアナは公爵が女中に産ませた女児と自らの娘ふたりを、分け隔てなく育てるが、公爵は娘たちに見向きもしない。
あるパーティで知り合ったエリザベス・フォスター(ヘイリー・アトウェル)の身の上話を聞いて、そのベスを館で住まわせることを公爵の願う。ベスにはふたりの息子がいるが、夫から家から追い出され、子どもに会えない日々が続いているという境遇である。
やがてベスが館で暮らすようになり、あろうことか夫はベスと不倫関係になってしまう。
公爵は、英国で公爵夫人を愛さない唯一の男とまで陰口を叩かれるようになる。
やがて、ジョージアナは、若い政治家のチャールズ・グレイ(ドミニク・クーパー)に肩入れをして、彼女も人気も手伝って、グレイは当選する。やがてふたりは情事を交わすようになり、スキャンダルになっていく。
ジョージアナ・スペンサーは故ダイアナ妃の祖先にあたる。
『クイーン』を観ると、ダイアナとジョージアナがダブっているようにみえてくる。