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2012年5月29日 (火)

スリーウィメン

HBO(アメリカのケーブルテレビ)のTVムービー。
時間を越えて、ひとつの家に起こる3人の女性の妊娠にまつわるオムニバス。

1973年、アメリカ合衆国最高裁判所のロー判決により、妊娠を継続するか否かはプライバシー権に含まれるとして、堕胎の権利が認められるようになった。
しかし、プロライフ派などを中心にキリスト教右派は、強鞭に中絶反対の立場を貫いている。
1992年には中絶医の射殺事件、1998年には中絶専門病院の爆破事件が起こっている。その後もこうした事件は跡を絶たない、という宗教国家アメリカならではの背景がある。時代設定が重要な鍵になっている。
Photo_20201202141301スリーウイメン
If These Walls Could Talk
監督:ナンシー・サヴォカ/ シェール
製作総指揮:デミ・ムーア/スーザン・ドット
音楽:クリフ・エデルマン
製作:アメリカ  2005年

1952年、看護婦のクレア(デミ・ムーア)は、亡くなった夫の弟に迫られれて妊娠してしまう。なんとか堕ろそうと薬を飲んだり、自分で掻爬を試みるが無駄であった。やがて、堕胎を請け負う人物と連絡がつく。。

1976年、大学に通う主婦のバーバラ(シシー・スペイセク)は、大学入学を控える娘を筆頭に4人の子供がいるのに、妊娠してしまう。彼女は、順調に進んいることを出産で中断しなければならないと悩んでいる。娘は母親に、数年前に合法化された中絶を勧めるが、バーバラの心は揺れる。

1996年、教授との不倫関係で妊娠した大学生のクリスは人工中絶を決意する。病院の前にはプロライフ派の人々が押しかけて騒然とするなか、掻爬手術が始まろうとしている。。
3話目は産科医をシェールが演じ、監督も務めている。
この問題に、彼女はただならぬ思い入れがあるのかもしれない。→人気ブログランキング

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