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2012年6月 6日 (水)

チェンジリング

1928年のロサンゼルス。
ある日、シングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の息子ウォルターが姿を消す。5カ月後、ウォルターが保護されたと警察から連絡があり、クリスティンが駅に迎えに行くと、息子ではない。
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原題:Changeling
監督:クリント・イーストウッド
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
製作:クリント・イーストウッド
音楽:クリント・イーストウッド
製作:アメリカ  2008年

その子供はクリスティンの息子のふりをしているが、歯科医、学校の担任教師はウォルターでないと断言する。
しかし、警察はクリスティンの主張を取り合わず、彼女が精神錯乱状態にあるとして精神病院に収監する。事件の背後にはサンフランシスコ市警や市当局の腐敗があった。

警察の圧力や精神病院内での嫌がらせに、クリスティンはあくまで屈しなかった。
やがて、クリスティンを支援する牧師たちの尽力により、彼女は病院から開放される。クリスティンの行動が新聞で報道され、ロサンゼルス市警の腐敗に対し市民が立ち上がる。
そして、ロサンジェルス市警が法廷の場で裁かれることになる

一方、カナダからの不法滞在者の少年がとらえられ、潜伏先で起きた少年誘拐大量殺人事件について告白し始める。そのなかにウォルターが含まれていると少年は供述する。

アンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技で、クリスティンの不屈の意志の強さが伝わってくる。
本作は、1920年代後半にカリフォルニア州で起きたゴードン・ノースコット事件の被害者家族の話をもとに作られたという。→人気ブログランキング
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