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『ステップフォード・ワイフ』

ステップフォード・ワイフ [DVD]
ステップフォード・ワイフ [DVD]
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The Stepford Wivwes
監督:フランク・オズ
脚本:ポール・ラドニック
音楽:デヴィット・アーノルド
製作:アメリカ合衆国 2004年 93分

諷刺の利いた作品。
過激なテレビ番組を作ったことで、辣腕女性プロデューサーのジョアンナ(ニコール・キッドマン)はテレビ局を解雇される。失意の妻を転地療養させようと、夫ウォルター(マシュー・ブロデリック)はコネティカット州のステップフォード(架空の地)に引っ越すことを決める。

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ステップフォードは町が清潔で静か、まるでゲートタウンのように安全そうである。ステップフォードの妻たちは、そろいもそろって美人で見事なプロポーションをフェミニンなカラーのワンピースに包み、夫に従順である。あまりにも妻たちが画一的であることに、ジョアンナは違和感を抱く。
男たちは「ステップフォード男性協会」に集まり、なにかを企んでいるらしい。

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ある日の会合で体調が悪くなった女性が、同じことを口走りくるくる回転しながら倒れる。
この女性は故障したロボットだった。
ジョアンナが、ネットで妻たちの過去を調べると、バリバリのキャリアウーマンとしての過去を持つ女性ばかりであった。
ステップフォードの男たちにとっての理想の妻は、会社で有能な仕事をする女性ではなく、いつもきれいに着飾り、オナラはしない、従順で家庭を守る良妻賢母である。
男たちの目的は、フェミニズムが大手を振っている風潮に抗い、ステップフォードに古き良き男たちの時代を蘇らせることである。

そしてついにジョアンナにも魔の手が伸び、金髪にさせられてしまう。

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ステップフォードの実力者と思われたマイク(クリストファー・ウォーケン)は実はロボットで、その妻クレア(グレン・クローズ)こそがステップフォードの創始者だった。クレアは脳外科医にして遺伝子工学の世界的な権威、やがては男たちも改造するつもりだった。
という、教訓に満ちた含蓄のあるSFコメディー。
原作は、『ステップフォードの妻たち』アイラ・レヴィン ハヤカワ文庫。

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