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『セブン』

セブン [DVD]
セブン [DVD]
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原題:Se7en
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
音楽:ハワード・ショア
主題歌:「ハーツ・フィルシー・レッスン」 デヴィッド・ボウイ
製作国:アメリカ合衆国  1995年 127分

『羊たちの沈黙』(1991年)のハンニバル・レクター博士以来、猟奇シリアル殺人犯は、サイキックで超人的肉体と頭脳を持ち合わせていることがルチーンとなっている。なにしろ、90年代はサイコスリラーが全盛の時代だった。
この作品のシリアルキラーを演じたケヴィン・スペイシーも、ご多分に漏れず強靭でねちっこい。

キリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件描いたサイコスリラー。

Seven1

殺人事件が発生し、サマセット(モーガン・フリーマン)と新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が、雨が降りしきるなか現場に急行した。
被害者は肥満の大男で、現場には犯人が書いた「Gluttony=大食」という文字が残されていた。次に凄腕の弁護士が殺され、「Greed=強欲」の血文字が残されていて、その指紋からベッドに縛りつけられ廃人同然となった前科者が発見される。そこには、「Sloth=怠惰」と書かれた紙が残されていた。

サマセットは、犯人がキリスト教の七つの大罪に基づいて殺人を続けていることに気づき、七つの大罪に関する図書館の貸出記録から、容疑者を割り出そうとする。
やがて、第4の殺人「Lust=肉欲」として娼婦が殺され、第5の殺人「Pride=高慢」として顔を切り裂かれた美人モデルが自ら命を絶った。

Seven2

そんな時、意外にも犯人と名乗るジョン・ドゥが警察に自首して来た。
ジョンは自分は選ばれた人間で、誰もなし遂げなかった偉大なことを行ったと言う。レクター博士も、確かそんなことを言っていた。

Seven3

あとのふたつ、嫉妬=Evnyと憤怒=Wrathはどうなるのか。
緻密に構成された一級品のサイコスリラーだ。

モーガン・フリーマンに負けず劣らずのケヴィン・スペイシーのアクの強い演技がいい。
新人刑事ミルズを演じたブラッド・ピットは、本作でスターの地位を確立したという。

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