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『スペース・カウボーイ』

スペース カウボーイ [Blu-ray]
原題:Space Cowboys
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ケン・カウフマン/ハワード・クラウスナー
製作:クリント・イーストウッド/アンドリュー・ラザー
音楽:レニー・ニーハウス
主題歌:フランク・シナトラ『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』
製作:アメリカ  2000年

70歳前後の老人4人を宇宙に送るという発想が、なにしろ凄い。体力に自信のある衰えを知らない絶倫男のクリント・イーストウッドだからこそ思いつく。
1998年に、当時78歳のジョン・グレイン上院議員がスペースシャトルで飛んだ快挙が、この映画の作成を後押ししたというが、脚本はその前に出来上がっていたそうだから、それがまた凄い。
70歳ともなれば病気を抱えているのは当たり前で、ウィリアム(トミー・リー・ジョーンズ)は、がんを患っているという設定。
エンターテイメント性豊かな一本だ。

1958年、米国初の宇宙飛行士になるはずだったテストパイロットチーム「ダイダロス」の4人は、直前になってチンパンジーにとって代わられる屈辱を味わう。

1

それから40余年後、「ダイダロス」のメンバーのフランク(クリント・イーストウッド)に、NASAから呼び出しがかかる。
旧ソ連の通信衛星「アイコン」が故障し地球に落下してくるが、巨大すぎて燃え尽きない可能性が高いという。誰かが、ダイナソー!と叫んだ。
「アイコン」にはKGBに盗まれたフランクの設計が使われていて、修理できるのは彼しかいない。
フランクは仕事を引き受ける条件として、煮え湯を飲まされたかつての上司ガーソン(ジェームズ・クロムウェル)に、ダイダロスのメンバーの宇宙行きを約束させる。

2

かくして昔のメンバー、ウィリアム、ジェリー(ドナルド・サザーランド)、タンク(ジェームズ・ガーナー)が召集され、過酷な訓練に耐えた4人は宇宙へ旅立った。

がんを患っているウィリアムは、本船の危機を救うため、犠牲となって決死の作業を自らかって出る。
そして、ウィリアムを乗せた宇宙船は、フランクシナトラの『フライミー・トゥ・ザムーン』が流れるなか、月に向かうのだった。

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