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2012年7月27日 (金)

アンフィニッシュ・ライフ

ふたりの男の友情を軸に、頑固な老カウボーイの過去への拘泥が徐々に消えていくという、筋の通った優良な作品だ。それなのに、日本では未公開。
Photo_20210115084401アンフィニッシュ・ライフ
原題:An Unfinished Life
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:マーク・スプラッグ/バージニア・コラス・スプラッグ
音楽:クリストファー・ヤング/デボラ・ルーリー(サントラ盤)
製作国:アメリカ合衆国   2005年  104分

息子を亡くし牧場で暮らすアイナー(ロバート・レッドフォード)は、ミッチ(モーガン・フリーマン)の面倒をみている。毎日、彼はミッチに食事を運び、痛み止めのモルヒネを注射している。
アイナーは泥酔していて、熊に襲われたミッチを助けることができなかったことで、自分を許せないでいる。

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ある日、ミッチを襲った熊をアイナーが捕らえ、町の動物園に入れる。
ミッチは、瀕死の目に合わされ後遺症に悩まされているにもかかわらず、その熊を許す気持ちになっているのだ。

ジーン(ジェニファー・ロペス)は恋人のゲイリーの暴力に耐えきれず、11歳の娘グリフ(ベッカ・ガードナー)とともにアイオワからワイオミングの義父の牧場に向った。牧場に着いた母娘に対し、アイナーは冷ややかに接した。
10年前にジーンが運転する車の事故で息子が亡くなったことで、アイナーは彼女を許せないでいる。息子の墓碑には「unfinished life」と刻まれている。

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やがて、ジーンとグリフにつきまとうゲイリーを、アイナーがカウボーイのやり方で叩きのめす。彼は義理の娘と孫娘を守ったのだ。

3

ミッチの熊に対する寛容な考えと、息子に似てるとアイナーが感じるグリフの屈託のなさが、彼の心を開かせていく。ある夜、アイナーとグリフは動物園に忍び込み、熊を逃がしてやるのだった。
そして、アイナーはジーンを許す気持ちになる。

レッドフォード、フリーマン、ロペスが、それぞれ味のある演技を見せている。
勇敢で聡明そうなグリフ役のベッカ・ガードナーもいい。
監督のラッセ・ハルストレムは、『ギルバート・グレイプ』(93年)も撮っている。→人気ブログランキング

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