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『ハート・ロッカー』

2004年、灼熱のバグダット。
爆破装置の処理中に亡くなった前任者の後釜に、ジェームス2等軍曹(ジェレミー・レナー)が任務につく。
待ち遠しい任務終了までの日数が画面にテロップで現れる。

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ハート・ロッカー [DVD]
原題:The Hurt Locker
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ボール
製作:キャスリン・ビグロー/マーク・ボール/ニコラ・シャルティエ/グレッグ・シャピロ/マルコ・ベルトラミ/バック・サンダース
音楽:マルコ・ベルトラミ/バック・サンダース
製作国:アメリカ合衆国  2009年  131分

爆弾処理班はジェームスのほか、サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ特技兵(ブライアン・ジェラティ)、ふたりはジェームスをサポートする役目だ。
ジェームスの爆弾処理のやり方は大胆、時には防護服を脱いでしまう。彼はスイッチが入ったら怖いもの知らずになる。彼は爆弾処理の能力がずば抜けて優れていることは確かだ。そうした型破りなやり方は、ほかのふたりを危険に巻き込むこともあり、サンボーンは殺意を抱くほどだ。

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三人は任務中に砂漠でイギリス人傭兵と出会ったあとに、はるか彼方から狙撃され傭兵が殺される。銃撃戦は長時間に及び、それを乗り切ったことで三人は信頼を築き上げるのだった。

やかて基地内でビデオを売っていた少年が、腹部に爆弾を埋め込まれる手術を受けて死んでいるところをジェームスは発見する。ジェームスたちは憤りを感じるが、人違いであることが判明する。
爆弾を仕掛ける見えない敵は、なんでもありの卑劣な手段でジェームスたちに挑んでくるのだ。

爆弾処理の情報が漏れていると感じたジェームスは、ふたりとともに路地を捜索する。ところが、ジェームスがエルドリッジを誤って撃ち負傷をさせてしまう。これでエルドリッジは、太腿は砕けたがアメリカに帰ることができる。

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最後は、広場で時限爆弾を体に巻きつけられた男が助けを求めている。しかし、いくつもの鋼鉄製の鍵がついていて、ジェームスは外すことができない。「済まない」と謝りながら男から遠ざかるのだった。

任務を終えて妻と息子の元に帰ったジェームスは、料理の手伝いをしながら戦場の話をするが、妻の反応はない。戦地では任務終了を望んんでいたはずなのに、アメリカでの平凡な家庭生活はジェームスにとって生きている実感が希薄だ。
そして、ジェームスは再び招集され、意気揚々と戦場に降り立つのだった。

「Hurt Locker」は、アメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する。
本作は、アカデミー賞で9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門を受賞した。 元夫のジェーム・スキャメロンの『アバター』との間でアカデミー賞を激しく争った。


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