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フライトプラン

仕事先のベルリンのアパートで、1週間前に夫が転落死した。カイル(ジョディ・フォスター)は6歳の娘のジュリアとともに、夫の遺体をベルリンから故郷のニューヨークまで飛行機で運ぶことになった。
ジュリアは父親の死以来、人目を避けるようにしている。タクシーに乗るときに、カイルのスカートの中に隠れたくらいである。
この人物に見られたくないジュリアの行動は、ジュリアの行方不明への布石である。
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監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ピーター・A・ダウリング/ビリー・レイ
音楽:ジェームズ・ホーナー
製作国:2005年  アメリカ合衆国  98分

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ジュリアの質問に、「飛行機はE474型、世界最大のジャンボジェット、私が作ったのよ」と航空機設計士のカイルは答える。 カイルの職業が、本作の鍵になる。

カイルとジュリアは飛行機に一番乗りして、次々に乗り込んでくる乗客を眺めていた。
離陸して3時間が経ちカイルが仮眠をとっている間に、ジュリアがいなくなった。客席を隈なく探しまわるが、ジュリアは見つからない。
ジュリアを見たという搭乗員も客もおらず、バッグに入れたはずのジュリアの搭乗券は見当たらない。
さらに、搭乗記録にはジュリアの名前はないと告げられる。

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そんな筈はないと、航空保安官のカーソン(ピーター・サースガード)が制止するのも聞かず、機長のリッチ(ショーン・ビーン)に捜索を迫る。機長の指示の下、乗客を客に座席に座らせ徹底的な捜索が行なわれるがジュリアは発見されない。
やがて乗務員から、ジュリアは夫と共に6日前に死亡したという信じがたい知らせがもたらされる。

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パニックに陥りそうなカイルに、機長は「睡眠薬は飲んでいるか、精神安定剤は常用しているか」と訊く。カイルは「ときに睡眠薬を飲むし、1週間前に夫が死んで安定剤を処方してもらった」と答える。
すべてはカイルの妄想だと判断され、彼女は機長から逮捕命令を下された。カイルは手錠をかけられ、カーソンの監視下におかれることしなる。
しかし、カイルは諦めず孤独な戦いを開始する。

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このあとのスケールの大きな展開が本作の見どころである。
航空機設計士であるカイルだからこそ、トイレの天井に貨物室があることを知っていて、そこへはどうやったら行けるかも頭の中に入っている。
犯人との壮絶な戦いで、ジャンボ機の構造を知り尽くしていることが、彼女に有利に働くのである。
神経質そうでいて大胆なジョディ・フォスターの演技は、サスペンス映画によく似合う。→人気ブログランキング

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