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2012年12月21日 (金)

宇宙兄弟

同名のコミックの映画化。
小学生の頃、南場兄弟は、家の近くの野原でUFOを見たときに、将来宇宙飛行士になろうと硬く誓いあった。ふたりはJAXA宇宙センターに通い、放映されるビデオの内容をそらで言えるくらいの宇宙通になる。
Photo_20210206080901宇宙兄弟
監督:森義隆
脚本:大森美香
原作:小山宙哉
音楽:服部隆之
主題歌:コールドプレイ「ウォーターフォール〜一粒の涙は滝のごとく」
製作国:日本 2012年 129分

1

弟の日々人(岡田将生)は、少年の頃の夢を追いかけ宇宙飛行士を目指し、念願かなってNASAから打上げられる日本人初の月着陸メンバーに選ばれた。

3

一方、落ちこぼれ気味の兄六太(小栗旬)は車のデザインメーカーに勤めていた。
月への出発の準備に追われる日々人は兄に「約束したじゃないか、宇宙飛行士を目指せよ」とエールを送る。
六太は、子供の頃の思い出の品々を引っ張り出して眺めていると、宇宙飛行士に憧れた少年の頃のめくるめく思いが蘇ってくるのだった。
そして、六太は俄然やる気になる。

5

かくして六太の宇宙飛行士選抜試験挑戦の日々が始まる。
六太は難関を乗り越えて最終メンバーの6人に残り、宇宙センターでの最終試験に望む。
最終試験は閉鎖室での1週間の共同生活である。
閉鎖室での試験は過酷、理不尽な難問が次々に出される。

無事に月に着陸した日々人は任務に当たるが、探査自動車に乗っていて崖から転落し遭難してしまう。
こうして遭難した月面の日々人と閉鎖試験の最終段階で奮闘する六太、話は同時進行で進む。

ところで、『私を宇宙に連れてって』の著者メアリー・ローチによれば、日本人は宇宙飛行士に向いているという。忍耐づよく、自己主張が少なく、協調性があり、真面目、さらに器用で、宇宙飛行士として申し分のない資質を備えているという。

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』(大鐘良一、小原健右著)によれば、宇宙飛行士に必要な能力は、「ストレスに耐える力」「リーダーシップとフォロワーシップ」「チームを盛り上げるユーモア」「そして危険を乗り越える力」である。宇宙空間でほかの宇宙飛行士とうまくやっていける人物でなければならない。
兄弟はどちらも飄々としていて底抜けに明るい、宇宙飛行士向きだ。
閉鎖試験が終わると、六太にはそれらが備わっていると、試験官は判断した。

6

そして、数年後、ついに兄弟で月へ向かうことになる。
夢のある話だ。→人気ブログランキング

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