« 夢売るふたり | トップページ | Flowers フラワーズ »

2013年3月31日 (日)

文人悪食 嵐山光三郎

明治から昭和にかけて活躍した、夏目漱石から三島由紀夫にいたる37名の文人の主に食べものに関するエピソードを綴ったもの。
文壇通史として読むことができる。
Image_20210103095601文人悪食
嵐山 光三郎
新潮文庫
2000年

文人たちの友好関係が、ねたみと欲と嫌悪のなかにあることがわかる。
中原中也の嫌われ振りは並でない。極めつきの鼻持ちならない奴だったらしい。映画『人間失格』にも、中原中也の嫌われ者ぶりが描かれていた。
太宰治、坂口安吾、檀一夫の3人を比べると、もっと無頼なのは、檀だという。しかし結果として、太宰と安吾がはずしすぎたため、檀が介添え役に回ったというのが著者の見解である。
なるほど、そういう風にみるとなんとなく納得できる。
この文庫の末尾には、登場した文人たちの新潮文庫の作品がリストアップされている(2003/5/23)。→人気ブログランキング

« 夢売るふたり | トップページ | Flowers フラワーズ »

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 夢売るふたり | トップページ | Flowers フラワーズ »

2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ