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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

Photo_20201208084001ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日

Life of Pi
監督:アン・リー
脚本:デヴィッド・マギー
原作:ヤン・マーテル 『パイの物語』(竹書房文庫)
音楽:マイケル・ダナ
アメリカ   2012年 126分

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インドで動物園を経営する一家が破産に追い込まれ、一家は動物たちとともに日本の貨物船でカナダに移住しようとする。その航海中に太平洋で暴風雨にあい、船は沈み両親と兄は船とともに行方不明となり、16歳の少年パイだけが救命ボート上に生き残る。ボートには、脚を骨折したシマウマとオラウータン、ハイエナ、そしてトラのリチャード・パーカーが乗り込んでいた。救命ボートの上は弱肉強食の世界、残ったのはパイとリチャード。わずかな非常食で飢えをしのぎ、家族を亡くした悲しみと孤独に耐え、パイとトラとの漂流生活が始まる。トラの襲撃を避けるために、救命ボートにイカダを係留して、パイはそのイカダ上で生活する。

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この物語はパイの過去に伏線がある。
パイはヒンズー教徒ながらカトリックの洗礼を受けている変わり者。彼は、名前をネタにからかわれるのを先取りして、自らが円周率のパイと自己紹介する。円周率は何桁までも記憶していて、水泳が得意。彼は自らに特殊な能力があると思い込み、ベンガルトラのリチャード・パーカーに餌をやろうと檻に近づいた。その時、父親からトラがいかに獰猛な生き物かを思い知らされるのだった。

日本の保険会社の調査員がパイのもとに現れあれこれ聞き出す。
友人に思い出話を語る形で、物語は締めくくられる。

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こうした途方もない話は、「実話」に基づいているという担保があればこそ成り立つ。「実話」に基づいていなければ、特殊撮影がすごいねくらいの評価で終わりだ。
ところで、果物などの食べ物が豊富でミーアキャットだらけの島にパイとリチャードが上陸する。パイは果物などを食べ放題、リチャードは口を開けていればミーアキャットが口の中に飛び込んできて思う存分に食べるシーンが出てくる。このあたりは嘘っぽい。
本作は第85回アカデミー賞で11部門でノミネートされ、撮影賞、作曲賞、視覚効果賞に輝き、アンリー監督が監督賞を受賞した。→人気ブログランキング

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