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ドライビング Miss デイジー

高齢の未亡人であるユダヤ系の元教師とアフリカ系運転手の25年間のふれあいを描いたヒューマンドラマ。
舞台で上演され徐々に人気が出て映画化された作品であるが、舞台にかけられた頃は「ユダヤ人のバアさんと黒人の話なんか誰も見ないだろう」と陰口を叩かれたという。
本作品は、第62回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞、美術賞、編集賞でノミネートされ、作品賞、主演女優賞、脚色賞を獲得した名作。

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Driving Miss Daisy
監督:ブルース・ベレスフォード
脚本:アルフレッド・ウーリー
原作:アルフレッド・ウーリー
音楽:ハンス・ジマー
アメリカ  1989年  99分 

1948年、ジョージア州アトランタ。
何回も車の事故を起こしたデイジー(ジェシカ・タンディー)は、保険の掛金が高くなりすぎて、息子(ダン・エイクロイド)から運転を禁止される。免許返納をすべき状況にあった。その代わりに息子はホーク(モーガン・フリーマン)をデイジーの運転手に雇った。

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デイジーの身の回りの世話をする家政婦のアデルは、「神様の命令でもあなたになりたくない」とホークに言う。なにしろ頑固一徹のデイジーは、ホークを受け入れようとしないからだ。
シャンデリアを拭けば余計なことするなと言い、壁に飾られた家族写真を見ていると家庭のことを探るなと言い、花壇を手入れをすれば私の花壇に触れるなと言い、ホークのやることなすことにケチをつける。

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しかしホークも食い下がる。
歩いてマーケットに出かけたデイジーに車で並走し、彼は車に乗るように声をかける。近所の目が気にするデイジーは、渋々車に乗るのだった。

こうしてデイジーとホークは距離を保ちながら信頼関係を築いていく。
デイジーの夫の墓を参ったときに、ホークは文盲であることを告白する。ここでデイジーは読み方を教える。このことをきっかけにふたりは信頼が深まり、ホークは一層献身的にデイジーに仕えるようになる。

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ある朝ホークが家に着くと、デイジーは採点した子供達の宿題がなくなったと、家中を探し回っていた。認知症になったのだ。
やがて、老人施設に送られたデイジーは、ホークのことを認識できる日もできない日もある。それでもときどきホークはデイジーを訪ねる。そんなある日、息子とホークが一緒にホームを訪れると、デイジーが話をしたいのは息子ではなくてホーク。ホークがデイジーにパンプキンパイを食べさせているところで物語は終わる。

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高慢で怒ってばかりいるデイジーを愛らしく思えるのは、ジェシカ・タンディーの人柄の賜物だろうと思う。
シナゴーグが爆破される事件やマーチン・ルーサー・キング主催の朝食会など、実際に起こったことが差し込まれている。→人気ブログランキング

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