グロリア リメイク版
『グロリア』(1980年、ジョン・カサヴェテス監督・脚本)のリメイク版。
胸の大きく空いたミニドレスを身につけて、ハイヒールを履いて今にも転びそうになりながら、子供の手を引き追っ手てから逃れるグロリア役のシャローンストーンは目立つ。ボンテージ風の衣装でうろついたり、超ミニスカートで脚を組みかえたりして、なにしろ全編で色気を振りまく。
![]() Gloria 監督:シドニー・ルメット 脚本:スティーヴ・アンティン 原作:ジョン・カサヴェテス(オリジナル脚本) 音楽:ハワード・ショア アメリカ 1999年 108分 |
『グロリア』(1980年、ジョン・カサヴェテス監督・脚本)のリメイク版。
胸の大きく空いたミニドレスを身につけて、ハイヒールを履いて今にも転びそうになりながら、子供の手を引き追っ手てから逃れるグロリア役のシャローンストーンは目立つ。ボンテージ風の衣装でうろついたり、超ミニスカートで脚を組みかえたりして、なにしろ全編で色気を振りまく。
フロリダでの3年の刑期を終えて出所したグロリアはニューヨークへ帰るが、事情は変わっていた。彼女はマフィアの仲間にとって不要の存在になっていた。
彼女は居合わせたニッキーを人質に、仲間を銃で脅して金品を手に入れ、アジトから逃走する。このあたりはさすがマフィアの女、肝が据わっている。
ニッキーは組織の不正な金の流れを書き込んだフロッピーを父親から託された。父親と家族は組織の男たちに殺されてしまった。
グロリアは姉に助けを求めるが、もともとふたりの仲は最悪で、けんもほろろに断られる。
ニッキーはグロリアのいうことに従わない。
グロリアは、子供なんだから大人のいうことを聞きなさいと言ってさとし、あるときはハンサムな男になりなさいと励ます。こうして、はじめは、ニッキーを足でまといと思っていたグロリアだが、少しずつ母性愛が芽生えていく。
結局、グロリアはマフィアの大親分に直接会い行って、彼女の色気で血の掟をまぬがれる。組織は、グロリアを殺しはしないが、フロッピーの秘密を知る以上ニッキーを見逃すわけにはいかない。しかし、そこはグロリアの機転で、なんとかなる。→人気ブログランキング
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