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ディア・ブラザー

1980年に起きた「マサチューセッツ州対ウォーターズ事件」をもとに作られた。終身刑となった無実の兄の冤罪を晴らそうと、高校すら卒業していない妹が、一念発起してロースクールに入り弁護士となって、無罪を勝ち取るという、アメリカ版ど根性物。無謀とも思える一念を貫く役を演ずるのはヒラリー・スワンク、芯の強い女性を演じたらピカイチなのは、『ボーイズ・ドント・クライ』(1999年)、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)で証明済み。
日本未公開にて、DVDスルーの作品。
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Conviction
監督:トニー・ゴールドウィン
脚本:パメラ・グレイ
音楽:ポール・カンテロン
アメリカ  2010年  107分 

兄妹は、母親が育児放棄するような貧しい家で育った。妹ベティ・アン・ウォーターズ(ヒラリー・スワンク)と兄ケニー(サム・ロックウェル)は幼いころから仲が良かった。要するに助け合って生きてきた。

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ある日、といっても大人になって兄妹がそれぞれ結婚してからのことだが、素行が悪いケニーが身に覚えのない女性殺人の罪で終身刑となる。冤罪を主張するが、弁護士を雇う金ないためどうすることもできない。そこで高校を卒業していないベティ・アンは、まず高校を卒業して、それからロースクールに入学して弁護士になって、兄の冤罪を晴らそうという遠大な計画を兄に話す。「何年かかっても必ず無罪を晴らすから、短気を起こさないでね」とベティ・アンはいう。

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ベティ・アンには夫とふたりの息子がいて、夜はバーの共同経営者として働いていた。やがて夫とは離婚することになり、ふたりの息子と暮らすものの、あまりの忙しさで息子たちの面倒をみることがおろそかになっていく。そしてついに息子たちは夫と共に暮らすことを選択する。

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ベティ・アンが、ロースクールの授業を遅刻をしたり、休んだり、レポートを出し遅れたりする度に、友人のエイブラ(ミニー・ドライヴァー)が励まして力になってくれた。そして苦節16年、ベティ・アンはついに司法試験に合格した。
ある日、DNA鑑定により冤罪と証明され釈放になった受刑者の新聞記事を読んで、ベティ・アンは希望を見出す。

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ところが、警察に出向くと10年以上経過した事件の証拠嬪は破棄したと言われる。しかし、諦めないベティ・アンは、裁判所にいきそこで幸運にもウォーターズ事件の証拠一式を見付け出すのだった。
さらに、殺害当時ケニーと付き合っていた女もそして妻も、ケニーを逮捕した女性警官テイラー(メリッサ・レオ)に脅され偽証したことを掴むのだった。当時の警察署長とテイラーが仕組んだケニーを陥れる罠だった。

DNA鑑定の結果、証拠品に付着していた血液はケニーのものではないことが判明し、苦節18年でケニーは晴れて自由の身となる。

字幕には、DNA鑑定が導入され無罪となった冤罪は200例近くになると出る。犯罪の母集団が桁外れに多いとはいえ驚くべき数だ。→人気ブログランキング

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