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大統領の料理人

ミッテラン大統領の女性料理人ダニエル・デルプエシュの実話をもとに作られた。南極基地のシーンとエリゼ宮でのシーンが交互に映し出される。大統領の料理人に抜擢された主人公は、そのあと南極観測基地の料理人になり、さらに新天地に向かう。
Image_20201207122801大統領の料理人
Les saveurs du Palais
監督:クリスチャン・ヴァンサン
原案:ダニエル・マゼ=デルプシュ
脚本:クリスチャン・ヴァンサン/エチエンヌ・コマール
フランス  2012年 95分

フランスの田舎町でレストランを経営するオルタンス(カトリーヌ・フロ)は、大統領のプライベート料理人としてエリゼ宮へ招聘される。なぜ自分が選ばれたかを訊ねると、ジュエル・ロブションの紹介があったと告げられる。オルタンスは「そういえば、何かの会で名刺を交換したことがあったわ」とつぶやく。

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オルタンスを待ち受けていたのは、宮殿の料理のすべてを担当してきた厨房の男社会。彼女は働きすぎで足が疲労骨折となりながらも、優秀な助手ニコラの献身的な働きに支えられ、大統領の信頼を得ていくのだが、なにかと料理長一派とぶつかる。

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一方、フランスの南極基地では、エリゼ宮を去ったあとのオルタンスが大統領の元料理人として、マスコミに追いかけられる。ともかく、彼女の作る料理が抜群に旨くて、隊員たちは食事のたびに目をキラキラ輝かせている。
マスコミ記者もオルタンスの料理に舌鼓を打つのだった。

エリゼ宮でのオルタンスの仕事が軌道に乗り始めたころ、彼女の作る料理が大統領の持病である糖尿病を悪化させたと、医者や栄養士がケチをつけ始める。さらに、トリュフの仕入れに使った交通費が個人的なものとされ、食材の値段が高すぎるとか、オルタンスの締め出し包囲網が狭められていく。そうして、ついにオルタンスは「やってられないわ」とエリゼ宮を出て行くのである。

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オルタンスの立場を理解している大統領は、厨房に行き言葉をかける。孤軍奮闘する女料理人と常に孤独で決断を迫られる大統領には相通じるものがあった。

南極基地では、オルタンスの任期が終わりに近づき、惜しまれながらのさよならパーティが開かれる。そしてオルタンスは、極上のトリュフを求めて新天地に旅立っていく。→人気ブログランキング

【食に関する映画】(サイト内リンク)
大統領の料理人』(12年)
シェフ! ~三つ星レストランの舞台裏にようこそ~』(12年)
二郎は鮨の夢を見る』(11年)
洋菓子店 コアンドル』(11年)
エル・ブリの秘密  世界一予約の取れないレストラン』(11年)
トースト~幸せになるためのレシピ~』(10年)
再会の食卓』(10年)
食堂かたつむり』(10年)
ラーメンガール』(09年)
女と銃と荒野の麺屋』(09年)
ジュリー&ジュリア』(09年)
ミラノ、愛に生きる』(09年)
幸せのレシピ』(07年)
UDON』(06年)
サイドウェイ』(04年)
フライド・グリーン・トマト』(91年)
料理長(シェフ)殿、ご用心』(78年)

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