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早熟のアイオワ

世界にひとつのプレイブック』(2012年)で、第85回アカデミー賞主演女優賞を受賞するジェニファー・ロレンス。この作品の後、『キック・アス』(2010年)で大ブレークする、この時9歳のクロエ・グレース・モレッツの魅力あふれる演技が見もの。
プリティー・リーグ』(1992年)で、ジーナ・デイビスの妹キット役を演じたロリ・ペティ自らが、少女時代の体験を元に脚本を書き、メガホンをとった作品である。
Image_20210118122301早熟のアイオワ
The Poker House
監督:ロリ・ペティ
原案:ロリ・ペティ/デヴィッド・アラン・グリア
脚本:ロリ・ペティ/デヴィッド・アラン・グリア
音楽:マイク・ポスト
アメリカ 2008年 93分 

1976年、アイオワ州の小さな町でのこと。

14歳のアグネス(ジェニファー・ロレンス)が、売春婦の母親(セルマ・ブレア)と、妹ビー(ソフィア・ベアりー)とキャミー(クロエ・グレース・モレッツ)と暮らす家は、ポーカー・ハウスと呼ばれる、夜になるとドラッグの売買や賭博や売春が行われる不法居住者が暮らすところ。牧師である夫の暴力に耐え兼ねて、サラが子どもたちを連れて家を飛び出したどりついたのがここだった。

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次女のビーは新聞配達と瓶の回収で小銭を稼いでいて、福祉相談所に里親を探してもらっていると、同じように廃品回収をしている飲んだくれのオヤジたちに話す。

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三女キャミーは友人の家で寝泊まりして、友人の父親に「パパだったらいいな」と甘えたりする。バーに連れてこられたキャミーはカウンターに陣取り、三姉妹の窮状を知っている女主人は、ポテトチップスだのジュースだのを振舞うのである。

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アグネスには地方紙に作品を載せるくらい詩のセンスがあり、さらに、学校のバスケットボール選手で州のセミファイナルの試合を控えている。
しっかり者の長女と、のんびり屋の次女、甘えん坊の三女、それぞれの性格の特徴がうまく演じられている。

母親は酔っ払っているかラリっていて、勉強するアグネスに買春を強要するとんでもない女になってしまったのである。
そして、起こるべくしてレイプ事件が起こった。

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この事件のあと、アグネスはバスケットの試合に向かい、彼女の八面六臂の活躍で相手校に勝ち、チームは決勝に進むことになった。
悲惨なスト―リーであるが、妹たちの屈託のなさとアグネスの精神的かつ肉体的なタフさに救われるのである。→人気ブログランキング

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