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2014年11月

2014年11月28日 (金)

ミスト

スティーヴン・キングの同名のホラー小説(1980年)の映画化。
主人公たちの前に立ちはだかるのは、霧の中にいる謎の怪物と人間の心に潜む邪悪なものである。

暴風雨の翌朝、湖面に霧が立ち込めた。
湖畔にあるデヴィット(トーマス・ジェーン)の家は、暴風雨でところどころが破損してしまい、彼は妻を家に残し、息子ビリーを連れ日用品を買い出しに車で町に向かった。

道中、湖にの方に向かう何台かの軍のトラックとすれ違う。
ここで、何かただならぬことが起こったのではないかと不安にさせる。
スーパーマーケットは、買い出しの人たちでごったがいしていた。

Photo_20220422142701ミスト
The Mist
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング
アメリカ  2007年  125分

霧の中から恐怖におののき鼻血を出した男が、店の中に飛び込んでくる。霧の中に得体のしれない怪物がいるという。
若い母親が家にふたりの幼い子供を残してきたので、誰か車で送ってくれないかと哀願するが、誰も応じず母親はひとりで霧の中に消えていった。

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店の空調の故障を直すために、倉庫のシャッターを開け、店の外に出ようとした店員のからだに怪物の触手が絡みつき、店員は霧の中に悲鳴とともに消えていった。
デヴィットは外に謎の怪物いると皆に伝えるが、デヴィットの話を信じようとしない男たちは連れ立って霧の中へ出て行った。

夜になると店の光につられて、巨大な謎の昆虫や鳥が窓ガラスに衝突てしガラスが割れ、昆虫や鳥は人びとに襲いかかった。

2

狂信的な女性カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)がハルマゲドンの始まりであると説くと、彼女のカルト的な考えに共感する人が出てくる。
デヴィッドたちは、負傷者を治療する薬や包帯を手に入れるため、店の近くの薬局に向かう。薬局には憲兵が柱に縛られていて、しきりにデヴィットたちに謝るが、体の中からクモのような生き物が無数に出てきて、憲兵はこと切れる。
事態は軍が引き起こした不測の現象なのか。

やがてカーモティは生贄を出すように人々を煽る演説をするようになり、思いあまった女性教師のアマンダ(ローリー・ホールデン)は、カーモディを撃ち殺してしまう。
デイヴィットたちは、霧の中の怪物ばかりではなく、カルト集団とも戦わなければならない。

3

店の中に留まるも地獄、外に出て行くのも地獄という状況のなか、デヴィッドはビリーを連れアマンダたちとともに、店を出て車で霧からの脱出を選択をするのである。→人気ブログランキング
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【スティーヴン・キング原作の映画】
キャリー/2013年/Carrie/キンバリー・ピアース
ミスト/2007年/The Mist/フランク・ダラボン
ショーシャンクの空に/1994年/The Shawshank Redemption/フランク・ダラボン
スタンド・バイ・ミー/1986年/Stand by Me/ロブ・ライナー

【スティーヴン・キングの著書】
11/22/63』上下 白石 朗 訳/文藝春秋/2013年
書くことについて』田村義進 訳/小学館文庫/2013年
ビッグ・ドラバー』小林恭美子・風間賢二 訳/文春文庫/2013年
1922』横山啓明・中川聖 訳/文春文庫/2013年
幸せの25セント硬貨』朝倉久志・風間賢二・白石朗・池田真紀子 訳/新潮文庫/2004年

2014年11月25日 (火)

ブルージャスミン

夫ハル(アレック・ボールドウィン)が詐欺罪で逮捕され、それまでニューヨークで派手に暮らしていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、破産に追い込まれた。
住む所がなくなり、妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)の家に転がり込む。姉妹といっても、それぞれが養子で血のつながりはない。
ジャスミンはひとり言をブツブツいい、ウォッカで気を紛らわし、うつだがパニック障害だかで薬を手放せない状態である。
Photo_20210205140201ブルージャスミン
Blue Jasmine
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
アメリカ  2013年  98分

スーパーのレジ係として生計をたてている妹は、ふたりの男の子を育てているシングルマザー。ジンジャーの恋人は、ジンジャーの家に引っ越して同棲を始めようとしていた矢先だった。恋人は邪険な態度をとるセレブ根性の抜けないジャスミンが気に食わない。だから何かとジャスミンと衝突する。

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あるパーティで、ジャスミンは政界を目指す金持ちの男と知り合いになり、一方ジンジャーは音響関係の技術者といい仲になる。しかし、ジャスミンは嘘で固めた過去がばれて、ジンジャーは相手に騙されていて、ふたりの淡い夢は儚くも消えてなくなる。
ジンジャーは元の恋人とよりを戻し丸く収まるのだが、ジャスミンは行く宛てもなく妹の家を出ることになるのである。

アカデミー賞主演女優賞を獲ったケイト・ブランシェットの存在感はもちろん、ジャスミンによれば、がさつで頭が悪いジンジャーを演じたサリー・ホーキンスの演技も冴えていて、助演女優賞にノミネートされた。脚本賞にもノミネートされている。

ウディ・アレンは、かつて韓国人の養女スン=イン・プレヴァンと関係を持ったとのことで世間の顰蹙を買い、その頃親しい関係にあったミア・ファローとの関係がぐしゃぐしゃになった前科がある。その後、スンと結婚し現在に至っている。
ジャスミンの夫ハルは、女とみれば手を出し挙げ句の果てにフランス人の若い留学生と結婚することになったから、ジャスミンに別れてくれと話す。なんだかアレンとダブって見える。自虐ネタで脚本を作る、転んでもただでは起きないアレンの監督魂には恐れ入る。→ブログランキングへ

ジャスミンがハルに初めて出会ったときに流れていた曲は『ブルームーン』で、ところどころで流れる。→人気ブログランキング

2014年11月22日 (土)

チューリッヒ美術館展@国立新美術館

10月○日(日)

オルセー美術館展のグッズ売り場を人をかき分けて脱出し、館内のカフェ・コキーユでジュースを飲んで休憩した。
気を取り直してチューリッヒ美術館展に入る。
こちらは多少は混み合っているものの、入口で券を買いそのあと音声ガイダンスを待つことなく借りることができた。
オルセー美術館展の混み方が異常だったのだ。

パンフレットによると、チューリッヒ美術館は18世紀末、町の芸術家たちが立ち上げたという。現在は、市とチューリッヒ芸術協会の会員によって支えられているとのこと。
中世から現代までの10万点以上の作品を所蔵している。
本美術展では、印象派以降の作品が美術史の流れに沿って展示されている。

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一般には、あまり名を知られていないスイスやオーストリアやドイツの画家の作品が展示されているのは、チューリッヒ美術館展ならではだろう。
さらに、目玉の作品は色とりどりの絵の具が使われているモネのサイズ2m×6mの睡蓮である。

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ドガといえば踊り子だけれど、その前に競馬好きだったので競馬馬を描いた。
カンディンスキーは音符やタクトの軌跡を思わせる音楽のイメージを絵画に取り入れた。カンディンスキーはピアノの名手だったとのこと。
モンドリアンは不平等な分譲地の地図のようだ。
ルソーはヘタウマの元祖じゃないだろうか。
鳥も馬も人も空を飛ぶユダヤ色たっぷりのシャガール。
セザンヌのりんごやサント=ヴィクトワール山が、こちらを向いたりあちらを向いたりしていることに、ピカソが影響されてキュビズムが生まれたという。プロレスラーのようにがっしりした横たわる裸婦はピカソ。
ダリもミロもキリコもゴッホもゴーギャンも登場し、そして初期のムンクの人物像など、たっぷりと鑑賞できる。

わが町の美術館はこんなバライティーに富んだ作品を所蔵しています、だからチューリッヒに観光に来たおりにはぜひ来館して欲しい、というようなことがパネルに書いてあった。

東京展は2014年12月15日までで、そのあと神戸展は神戸市立博物館にて1月31日から5月10日までとのこと。

2014年11月20日 (木)

通学路情景

わが家の前には町の中心部が上流の川が流れていて、川幅が狭くなったところでは、運がよければ川を飛び越えて濡れずに向う岸にいくことができた。
その向こうは広い城跡のかつての本丸にあたり、自衛隊の駐屯地となっていた。
駐屯地の周りを有刺鉄線と有刺鉄線のような棘だらけのカラタチの垣根が囲み、一部には堅牢な石垣と幅が50メートルほどの深緑色の水をたたえた堀が残っていた。堀には隣接する県立病院からの青白い廃液が流れ込んでいたものの、ライギョやアメリカザリガニやカエルさらに様々な昆虫たちが生息していて、夏になると蓮が薄ピンク色の大きな花をつけた。石垣が直角に曲がる角には新築されたばかりの城郭が建っていた。
駐屯地は、関係者以外は立ち入り禁止になっていて、町から隔離された特別な空間であった。

通学路は、家を出て川沿いに行き、駐屯地と打ちっぱなしのコンクリート壁に囲まれた野球場の間の細い道を進む。その野球場は、数年後に課外授業と称して理不尽にも野球の試合の忌々しい軍隊式応援を強いられる現場となるのである。
そのあと、堀の脇を通り、ショートカットをするためにクレゾール臭漂う県立病院の敷地を抜けて広い道路に出ると、通学路のおよそ3分の2まで来たことになる。広い道路の交差点には映画を宣伝する巨大な掲示板があって、ときには、今でいうR指定のきわどいポスターが無防備に人びとの目に晒されていた。
城下町の十字路は、ほとんどが段違いのクランク状になっていた。
病院の端に位置するクランクの一角に、ところどころを支柱で支えられた松が植えられていた。太い幹が弯曲し枝を横に張ったさほど高くない老木にはどことなく威厳が感じられ、赤穂浪士のひとりが植えたと伝えられていた。

通学路をまばらに車が通り、農繁期になると荷車を引いた馬や牛が通った。彼らが放った糞がほったらかしにされても、なぜ片付けないんだと声を荒げる人はいない時代だった。
牛の糞は踏んでも効果がないが、馬は踏むと背が伸びるという迷信があった。馬が推奨されたのは、牛は消化しきって栄養分がないが、馬は栄養分がたっぷり残っているというのが根拠のようだった。迷信というよりは周りが小学生にしかける陥穽のようなものだったかもしれない。馬はことのほか柔らかく、何はともあれ靴はゴム製の短靴であり、また靴下は冬にのみ履くものであったから、容易に洗い落とせて証拠隠滅を難なくはかれたものの、追及されるとすぐに自供するたちだったから、たちどころに悪さがばれた。
糞は車に轢かれ、背の低い小学生たちに気まぐれに踏みつけられ、乾燥して風に飛ばされ雨に流され、通学路から消えていった。

通学路は田んぼに沿ったところが何か所かあった。なにしろ通学路から校門につながる数十メートルの砂利道の両側が田んぼだった。
田植えが終わってしばらくして、新緑が眩しいくらいになり青々と稲が伸びると、農薬が散布される時期になる。農薬が散布されると、田んぼのところどころに、先端に赤い紙がついた細い竹が立てられた。邪悪に見えるその赤い旗は「危険、近づくな」という信号だった。
毎年のことだが、農薬散布のあとは1週間ほど田んぼに近づかないようにと学校からお触れが出る。その赤い紙が風に揺れてカサカサと音をたてている間は、田んぼは危険ということなのだ。そうはいっても学校の回りは田んぼだらけで、そんなお触れや旗の効き目はないに等しかった。やってはいけないと言われるとやってみたくなるのが、今も昔も小学生に具わった本能である。あぜに降りると刺激臭が強かった。

雨が降ったり強い風が吹いたりすると、赤い紙は竹からはずれてしまい、あるいはあぜに降りた小学生がむしったりして、赤い紙が通学路に散らばった。
小学生たちは行動範囲を制限されている腹いせに、その紙を渾身の力で踏みつけるのだった。1週間経って規制が解かれるころには、竹の先の赤い紙はなくなっていた。
そんな毒の日々があっても、川にはメダカが泳ぎ、チョウチョやトンボやコウモリたちが飛び交い、夏になるとゲンジボタルが光った。夜空は満天の星で覆われた。
今よりはるかに不潔で、生活のそこら中に今では使われなくなった化学物質があった。最近になって知ったことだが、あの頃使われていたのはポリドールという名の今は使用禁止の農薬であった。

時は経ち、学校や病院は移転し松の老木も移植され、田んぼはなくなり建物が建てられ道路も整備されてすっかり様変わりしたけれども、新緑の頃になると、校門への砂利道の埃っぽさと旗の赤い紙がたてる音と鼻をつく農薬の臭いが思い浮かんでくる。

2014年11月12日 (水)

11/22/63 スティーヴン・キング

本書は、『このミステリーがすごい 2014年度版』海外部門の1位に輝いた。
タイトルは、ケネディ大統領が暗殺された日付である。
2008年、主人公の高校教師ジェイクは、友人のアルから、過去の世界に行ってアルの悲願であるケネディ大統領暗殺の阻止を託される。アルは肺がんを患っていて、余命いくばくもないのである。


11/22/63 上
11/22/63

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スティーヴン・キング (白石 朗訳)
文藝春秋
2013年9月

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11/22/63 下
11/22/63 下

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スティーヴン・キング
文藝春秋

オズワルドをどうにかすれば、ケネディは暗殺されないだろうとアルはいう。ケネディ司法長官も死なずに済んだかもしれない。ベトナム戦争もあそこまで泥沼化せずに終結したかもしれない。マーチン・ルーサー・キングも暗殺されなかったと、アルはジェイクに熱く語る。アルは何回か過去に行って、オズワルドの動向をつぶさに調べノートにしたためていて、それをジェイクに譲り渡した。そしてジェイクは、穴の向こうの過去の世界に足を踏み入れる。
果たしてオズワルドはケネディ暗殺の真犯人なのか。またオズワルドをどうにかしたら、バタフライ効果によってもっと悲惨なことが起きるのではないか。
本書は一人称で書かれているので、読者は主人公の目線を通して、およそ50年前の少しばかり原始的な良きアメリカの日常に触れるのである。

スティーヴン・キングは、モダン・ホラーの帝王あるいは巨匠と呼ばれている。おそらく現代人の抱く不安や恐怖を書いたら、エンターテイメント性においてキングの右に出る者はいないだろう。それが証拠に、キングの作品を原作とする映画は、『キャリー』(1976年、99年、2013年)、『シャイニング』(1980年)、『スタンド・バイ・ミー』(1986年)、『ミザリー』(1990年)、『ショーシャンクの空に』(1994年)、『シークレット・ウインドウ』(2004年)、『1408号室』(2007年)、これらのほかに30本以上あるのだから、ストリーテーラーとしてのキングの才能に脱帽せざるを得ない。

アメリカ発の小説や映画では、いい大人が卑猥な言葉をとっさに発したり喧嘩腰の会話で連発することがあるが、本書も例外ではない。幼児が「お尻」といって笑い転げる様と変わらない。幼児期に卑猥な言葉を使わせない、アメリカにはびこる、愛しているといいつつ自立しなさいと突き放す子育て法の副作用ではないかと思う。
キングは『書くことについて』(小学館文庫)で、自らの文章について、汚い言葉を多く使っていることを認めている。公序良俗を盾に彼の著作を不道徳図書として槍玉にあげようとする過激な良識派と、やりあう覚悟があると書いている。キングいわく、小説の会話は普段使っている言葉をそのまま書くこと。ハンマーで誤って親指を叩いたら、誰だって「糞ったれ」というはずで、それはキリスト教徒であろうと異教徒であろうと変わらないとしている。私なら「痛えっ」とはいうが、「糞ったれ」とはいわないと思う。
こうした屁理屈も、膝を打つ卓絶なフレーズも、ピンと来ない比喩もうならせる比喩も、良識派の批判をものともしない姿勢もひっくるめて、キングの魅力だと思う。

それはともかく、ケネディが西側諸国の多くの人々にとって輝く星だった1963年、主人公はやがて惨劇が起こかもしれない町ダラスで、著者がいう「反撃してくる頑固な過去」に挑むのである。→人気ブログランキング

2014年11月 5日 (水)

ル ヴァン美術館

11月◯日(月)

ル ヴァン美術館は、国道18号のバイパスから細い道に入って5~6キロ行ったところにある。周りは畑で、 美術館に隣接してカフェがあり、カフェの裏手にある10台ほどの駐車スペースに車を停めた。

11月3日をもって冬季の閉館期間に入るとのこと。
つまり今日、ただいま午後3時、そろそろ閉館するのだと、カフェの係の女性がニコニコしながら言う。
もうすぐ冬ですからとつけたした。
この辺りはゴールデンウィークに観光客が訪れるが、その後しばらくは賑わうことはないので、開館は6月とのこと。バラが満開のころだそうだ。

今年の開館中は、春のアートフェティバル/ローズ フェスティバル バラとお茶の会/フラワーアレンジメント 体験教室/サマーコンサート/秋のアートフェスティバル などが開かれた。

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今年の企画展は『大正の理想 西村伊作 その生活と芸術』。
ル ヴァン美術館はもともと西村伊作の作品を所有している美術館である。
西村伊作(1884~1963年)は、日常生活のなかに芸術をとり入れ生活を豊かにするという発想で活動した人物である。
絵を描き陶器を作り、西洋建築の設計し、女性服のデザインを手がけた。
西村は、与謝野晶子、与謝野鉄幹、石井柏亭とともに文化学院を創設したという。

隣接するカフェのウッドデッキで庭を眺めながらコーヒーを飲むことにした。
紅葉をすぎた木々の葉は散りはじめ、芝生は緑色が薄れところどころ赤茶けている。コートをはおりひざ掛け毛布を借りて、晩秋の空をハックにくっきりと見える浅間山を眺めながらコーヒーを飲んだ。
ちなみに、ル ヴァンとは、風が通り抜ける道という意味らしい。
風は冷たいが、ここのコーヒーは旨い。

ル ヴァン美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉957-10

【2014.11.05】ル ヴァン美術館
【2014.07.31】北斎館(信州小布施)/ウィキペディアのこと
【2014.05.08】千住博美術館/軽井沢現代美術館
【2013.09.27】セゾン現代美術館

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