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2015年2月10日 (火)

Wallflower ダイアナ・クラール

アルバムに収められているのは、ほとんどが60年代70年代のポップスとロックのナンバー。ダイアナ・クラール自身が、若いころにラジオにかじりついて何回も聴き、口ずさんだ曲だという。懐かしい曲をハスキーな声でエモーショナルに歌っている。
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ダイアナ・クラール(Diana Krall
デイヴィッド・フォスター(プロデューサー)
ユニバーサル・ミュージック
2015年 ✳︎10

プロデューサーは、16回のグラミー賞受賞暦をほこる超大物・デイヴィッド・フォスター。
ゆったりとしたテンポのバラードが並んでいる。ダイアナはジャズに限らず豊かな才能の持ち主であることが、このアルバムで改めて証明された。
タイトルの「フォール・フラワー」はボブ・ディランの曲で、スタジオ録音とライブ版の2曲が収録されている。
4曲目の「アローン・アゲイン」ではマイケル・ブーブレと、11曲目の「フィールズ・ライク・ホーム」ではブライアン・アダムスとデュオを組んでいる。さらに9曲目の「オペレーター」では、・スティル、グレアム・ナッシュという70歳代の大御所をバック・ヴォーカルに従えている。
6曲目の「イフ・アイ・テイク・ユー・ホーム・トゥナイト」は、ポール・マッカートニーのアルバム『キス・オン・ザ・ボトム』(2012年)に収録された曲。ダイアナはピアノで参加した。ポールにぜひ歌わせて欲しいと頼んだそうだ。
ダイアナは70歳代のじいさんたちに寵愛されているようだ。
ダイアナ、デイヴィッド、マイケル、ブライアンはカナダ生まれだから、気心が知れている。
テーブル・キャンドルの揺らぐ光のなか、カナディアン・ウィスキーをちびちびやりながら聴くのがいい。→人気ブログランキング

→【2013.0312】『Glad Rag Doll』(CD)ダイアナ・クラール

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