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私の、息子

ルーマニア映画。第63回ベルリン国際映画賞(2013年)で金熊賞(最優秀作品賞)を受賞している。
母親は過保護すぎるくらい息子の面倒をみる親バカ。息子はそれに甘え反発し逆ギレすらしてしまうマザコン男である。
Photo_20210205135901私の、息子
copilului
監督:カリン・ピーター・ネッツァー
脚本:ラズヴァン・ラドゥレスク
ルーマニア  2013年  113分

ルーマニアのブカレストで暮らすコルネリア(ルミニツァ・ゲオルギウ)は、自立していない一人息子のバルブが気がかりでしかたがない。妹に「息子は女の言いなりになっている」と愚痴をこぼす。女とは息子と同棲しているシングルマザーのカルメンのこと。

名士を集めたコルネリアの盛大な誕生パーティに息子は顔を出さない。
ちなみに、コルネリアは著名な建築家、夫は検死医、コルネリアの妹は医者である。セレブな一族らしい。
登場人物が揃いも揃って立て続けにタバコを吸う。

高速道路で前の車を追い越そうとして、バルブは道路を横切ろうとした少年を轢いて死なせてしまう。
ここから話は急展開する。
コルネリアは息子の罪を軽くしようと奔走する。
担当の警察官、事故車の鑑定人、息子が追い越そうとした車の運転手に接触し、便宜をはかったり金を払ったりして、証言や証拠を変えさせようとする。
ところが、バルブは頼んだ覚えはないと母親に反発し、完全に拒絶してしまう。
権威とコネとでごり押しし、金での力でなんとかしようとするコルネリアには、嫌悪感を抱いてしまう。

コルネリアは疎ましく思っていたカルメンと共闘を組んでバルブを懐柔しようとするがうまくいかない。
バルブに少年の両親に謝罪するように促すが、もちろん応じるはずもない。
コルネリアは札を封筒に入れ、嫌がるバルブ、カルメンを連れて、被害者の家にむかう。両親を前にしてコルネリアは弔意を伝え、謝罪し、息子がいかに善良であるか、コルネリア自身の息子への思いを切々と訴えるのである。
さて、コルネリアの誠意というか策略は通じるのか?→人気ブログランキング

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