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『言葉尻とらえ隊』能町みね子

『週刊文春』(2011/10~2014/5)に掲載された同名のコラムの文庫化。
新聞をとっていないし、本もロクに読まない、テレビも見ない、もっぱら有名人のツイッターやブログなどのネットから、ネタをもってきているとのこと。
ちなみに、著者はコラム執筆のほかにイラストを描き、オールナイトニッポンのパーソナリティをこなした。最近はテレビにも出演していて、サブカルチャーの分野で活躍している。性転換手術で女になった。

言葉尻とらえ隊 (文春文庫)

言葉尻とらえ隊 (文春文庫)

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能町みね子 (Noumachi Mineko)
2014年12月 ★★★★★

マスコミで使われるフレーズ、女子高生の気になる言い回し、有名人の舌禍フレーズ、芸人のギャグ、流行語大賞のノミネートワードなどを、俎上に上げて料理する辛口コラム。批判精神が旺盛なところがいい。曖昧表現に逃げる現代日本のやわな風潮に苦言を呈している。

「ナンシー関ならどう書くか」という常套句にもなった感のある言い方に、もういい加減聞き飽きた自分で答えろと書いているが、イラストの腕がありナンシー関を彷彿とさせるキレが見られ、著者の大いなる飛躍が期待されます。

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