恋の罪
雨の夜、渋谷円山町のラブホテル街の安アパートで、首から上と下腹部から大腿までの2か所が、マネキンで置き換えられた腐乱死体が発見される。
この猟奇殺人事件の背景が明かされストーリーが展開されていく。
三人の主人公が過激な裸の演技を見せる。女性の〈性欲〉がテーマ。
恋の罪 Guilty of Romance 監督・脚本:園 子温 音楽:森永泰弘 日本 2011年 144分 |
現場に駆けつけたのは辣腕と評判の女刑事吉田和子(水野美紀)。
夫と娘の三人で一見平和に暮らす和子は、夫の後輩に暴行された過去があり、性的なトラウマを引きずっている。
一方、菊池いずみ(神楽坂恵)は売れっ子作家と結婚したものの、夫に盲目的に仕える奴隷のような生活から抜け出せないでいる。豊満な肉体を持て余しているかのよう。
いずみはスーパーのソーセージ売り場のパートを始める。
母親との確執からか、母親がいうように隠微な父親の血を受け継いだせいか、大学教授の尾沢美津子(富永真)は、夜は円山町界隈で売春婦としておぞましい生活を送っている。
「愛のないセックスは金を取る」が美津子の口癖。
大学で講義を受け、美津子の主張に傾倒したいずみを、美津子は売春婦に引き込もうとする。→人気ブログランキング
【園子恩監督の作品】
地獄でなぜ悪い(2013年)
希望の国(2012年)
ヒミズ(2012年)
恋の罪(2011年)
冷たい熱帯魚(2011年)
紀子の食卓(2006年)
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