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『untitled』ロッカクアヤコ@軽井沢現代美術館

国道18号から少し入ったところにある軽井沢現代美術館に来たのは2回目。
出迎える白い巨大なハリボテは奈良美智の作品、そのペコちゃんの頭ようなオブジェの横に、「写真撮影は可。但し、人物を入れることフラッシュは焚かないこと」と、ほかの美術館ではお目にかからない寛大な立て札がある。

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8月◯日(FRI)
今回の目的は、ロッカクアヤコの作品をもう一度見ること。
ロッカクアヤコの2点のアクリル画のとなりに、略歴が貼られていた。

独学で絵画技法を習得し、公園や路上にて筆を使わず、指にアクリル絵具を付けて直接段ボールに描く独特のスタイルを確立する。村上隆主催のGEISAIで「スカウト賞」や「後藤明男賞」を受賞し、注目を集める。独自の技法はヨーロッパで驚きの目で迎えられ、2006年スイスのアートバーゼルでのライブペインティングで100枚以上描き完売となる。
現在はベルリンにアトリエを持ち、アムステルダムのギャラリーを拠点に活躍している。2010年にはアニメーション制作「みんなのこと」を約二年半の歳月をかけて完成させた。なぜ段ボールに指〈素手)なのかという質問に対し「段ボールは簡単に持ち運べて安い。その反面筆は洗うのが面倒で高い。」と答えている。ロッカクアヤコにとって絵を描くことは、"生きていくための原動力"そのものであると言っていい。

去年ここへ来たとき、2階の展示スペースには、ルイヴィトンやディズニーとコラボした村上隆の作品や、岡本太郎のミロ風の作品、草間彌生の作品とともに、ロッカクアヤコのリトグラフが、値札付きで並んでいたのだが、それが見当たらない。
訊ねると1階に移したという。売れないので場所を変えたということだろうか。

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2階を見終わって1階に降りると、グッズ販売兼喫茶室の壁に飾られている『untitled』には、25万円の値札がついていた。そこはプライベートエリアへの入り口で、スモークガラスのドアの向こうでは、犬がぐずって吠えていた。

ロッカクアヤコには『untitled』というタイトルの作品がいくつかあるが、この『untitled』には自由奔放で天真爛漫な少女が描かれている。「私はね、だれがなんと言おうと勝手にさせてもらいますからね」と目と体で訴えている少女からは、幸運をもたらしてくれそうなオーラが漂ってきた。

ロッカクアヤコ(Bonny ColArt)
→【2014.05.05】千住博美術館/軽井沢現代美術館

軽井沢現代美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2052-2

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