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『赤ひげ横丁』人情時代小説傑作選 縄田一男選

時代小説・歴史小説の評論の第一人者・縄田一男によるアンソロジー。
名だたる書き手による江戸時代の「医」にまつわる短編を集めた珠玉選。

赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選

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縄田一男 選
新潮文庫  2009年10月

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「徒労に賭ける」山本周五郎
療養所の医師・新出去定(にいできょじょう)は、ボランティアで岡場所の娼婦たちを検診をしている。ところが娼家と結託した医師たちが去定を妨害する。去定は5人の暴漢を手荒すぎるほどに返り討ちにした。
「介護鬼」菊地秀行
妻の高は夫・景八郎の手を借りて厠へ行く以外は寝たきりの老女になってしまった。
景八郎が介護する。3年経ったある日、娘が介護人の志代を連れてきた。志代は高の介護と景八郎の世話に働いた。武士の親子が景八郎に女(鬼)をかくまっていないかと訊く。
「向椿山」乙川優三郎
庄二郎は、5年前に種痘の技法を学ぶために水戸に留学した。
16歳だった美佐生とは夫婦の契りは交わしていないものの、待っていてくれると思っていた。ところが、美佐生は生け花の師匠と関係を持ってしまっていた。
「眠れドクトル」杉本苑子
長崎の丸山遊郭に検梅所を設立し運営しようとするイギリス人・ニュートン先生と娼婦たちの攻防をユーモラスに描く。
「鬼熊酒屋」『剣客商売2 辻斬り』より 池波正太郎
死と隣り合わせの壮絶な喧嘩人生を送る居酒屋主人を描く。

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