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『ダークタワーI ガンスリンガー』 スティーヴン・キング

主人公は、腰に2丁拳銃をぶら下げたガンスリンガー(拳銃使い)のローランド。
宿敵の〈黒衣の男〉追い続けている。

ローランドは〈タル〉の町に入る。〈タル〉は西部劇でおなじみの、よそ者に極端に排他的な町である。ローランドは、酒場の女アリスと懇ろになったものの、イカサマ女説教師の怒りを買い、ついには〈タル〉の住民すべてを敵に回すことになる。
ローランドが町を出ようとしたときに、住民がローランドの命を奪おうと襲ってきて、満身創痍になりながらも、〈タル〉の住民を皆殺しにした。
負傷したローランドは〈中間駅〉にたどり着いたが、砂漠の暑さで日射病にやられ倒れてしまう。別世界(現代)からやってきた少年ジェイクが介抱する。ジェイクは登校時に車にはねられ、〈中間世界〉にやってきたのだ。
時空が歪んだ〈中間世界〉は、開拓時代を思わせる世界であり、核戦争で荒廃した未来世界でもある。

ダークタワー I ガンスリンガー<ダークタワー> (角川文庫)
スティーヴン・キング/風間賢二 訳
角川文庫
2017年1月 

世界の根幹に存在する暗黒の塔(ダークタワー)が、何者かによって破壊され不具合が生じているのだ。ローランドが〈黒衣の男〉を追いかけるている理由は、ダークタワーについて聞き出すことである。
いよいよ〈黒衣の男〉に出会い、男はダークタワーの話を始めるのだが、その詳細をローランドは聞いていないか理解できないか、宙ぶらりんのまま第1作は終わる。

解説によれば、本シリーズはキングが大学生の22歳の時に書きはじめた7巻から成る大作で、キングのライフワークともいうべき作品だという。キングが、まだ作家として海のものとも山のものともつかない頃に、書きはじめたものだから、キングらしい饒舌さは発揮されているが、荒削りである。
本シリーズは、第2巻以降で第1巻でなにを意味するのか不明な事柄が徐々に明らかにされていくという。例えば、「神の意図するところすべて〈カ〉のなせる技」と書かれているが、これがなにを意味するのかは不明である。
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また、本シリーズはキングの他の作品と関連をもっているという。

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