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『ダークタワー Ⅱ 運命の3人 下』 スティーヴン・キング

上巻は、「〈暗黒の塔〉を探していたローランドとエディの行く手に、〈影の女〉と書かれたドアが現れた。」という場面で終わった。

1959年8月、オデッタは地下鉄駅で何者かに後ろから押されて電車に轢かれ両大腿を切断した。事故のあと車椅子の生活となったが、おおかたの場合は、心優しいオデッタが人格を支配していた。しかし、邪悪なデッタがしだいに意識の前面に浮上するようになっていった。デッタの趣味は万引きだった。

ダークタワー II 運命の三人 下 (角川文庫)
スティーヴン・キング
風間賢二 角川文庫 2017年1月

ローランドが〈影の女〉のドアを開けると、黒人女性の中にインプラントした。その女は、デッタとオデッタの性格が混在する2重人格者であった。
デッタはデパートで万引きをして追いかけられ、車椅子で試着室に逃げ込んだ。そしてデッタは砂浜に現れた。

オデッタは風呂からあがって、ローブを着て居間へ行き、ヴェトナムに駐留してるアメリカ軍についてのニュースをテレビで見ていたときに浜辺に来た、という。

ロブスターの毒にやられ衰弱したローランドが生き延びるためには、薬を調達しなければならならなかった。
〈第3のドア〉を探し求めて、エディとローランドはデッタを車椅子に乗せて浜辺をさまよった。
そしてついに、〈第3のドア)を見つけた。ローランドはエディとデッタを海岸に置いて、〈押し屋〉と書かれたドアを開けた。

ローランドは、よりにもよって、無差別殺人の愛好者、公認会計士のジャック・モートの体にインプラントしたのだった。
モートは5歳のオデッタの頭にレンガ塊を命中させ死線を彷徨わせ、成人したオデッタを地下鉄の線路に突き落とした鬼畜だった。
そんなことは構っていられない。ローランドことモートは銃砲店に入り銃弾を調達し、駆けつけた警官から銃をホルスターごと奪い、ドラッグ・ストアに入って抗生物質のケフレックス200錠を手に入れた。
パトカーを運転して地下鉄に行き、オデッタが突き落とされたフォームの線路に降り、電車に轢かれ、薄汚い公認会計士を葬り、1977年のニューヨークで仕事を終えたローランドは浜辺に戻った。

デッタの罠にはまり海岸に縛りつけられたエディは、今まさに怪物ロブスターに襲われるところだった。間一髪、ローランドが銃をぶっ放した。
オデッタとデッタが激しく罵りあった結果、ふたりの人格は消え、第3の女、かつてローランドが心を寄せたスザンナとして蘇った。

ローランドはドラッグ・ストアで手に入れたケフレックスのおかげで、体力を回復した。そして、ローランドとエディとスーザンの3人は、〈暗黒の塔〉を探して果てしない旅を続ける。→人気ブログランキング
という手に汗を握る内容。

ダークタワー Ⅱ 運命の3人 下
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