« 「幸せをつかむ歌」 | トップページ | 『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』 ジョン・ロンソン »

『夕暮れをすぎて』スティーヴン・キング

著者自身が書いている巻末の「サンセット・ノート」によると、著者は「ウィラ」がお気に入りだという。

「ウィラ」
恋人のウィラがデイヴィットの前から消えた。
ウィラは「ネオンが恋しくなったんだよ」という周りの言葉に、銀行投資マンのデイヴィットは、そうかもしれないと思った。
国道26号を歩いて、安酒屋(ホンキー・トンク)に行くと、フィラがいた。
そこで一時を過ごし、酒屋から出て月明かりのもと皆が待っている駅に2人は戻った。
列車事故で亡くなった霊たちがダンスを踊っている。
レイ・ブラッドベリーの作品や、デヴィット・リンチの映画『マルホランド・ドライブ』を彷彿とさせる、夢と現実の間のあやふやな世界を描いたホラー。

夕暮れをすぎて (文春文庫)

夕暮れをすぎて
posted with amazlet at 17.04.22
スティーヴン・キング グ/白石朗
文春文庫 2009年9月

「ハーヴィーの夢」
夢を人に話すと正夢にならないと言われている。悪夢が現実にならぬよう願って夫は夢の話をする。

「パーキングエリア」
用を足そうと、真夜中のパーキングエリアに入ると、1台の車が停めてあった。
紳士用トイレに入ると、婦人用トイレで男に女が殴られている様子。リーと呼ばれる男は、決まり文句の「この売女が」と叫びながら、女を壁に打ちつけたようだ。仲裁を買って出るべきか悩んだ末に。。

「エアロバイク」
医者はコレステロールが高いという。
イラストレーターはエアロバイクを購入し、地下の壁面に設置した。壁面にサイクリング用の道路を描き、はじめは15分しかこげなかったが、やがて2時間こぐようになった。本物の道路でサイクリングをしていると思い込むようになり、ついにはトラックに追いかけられる妄想を抱くようになる。

「彼らが残したもの」
会社をずる休みしたことで9.11のテロから免れたものの、同僚を失った男は、生存者罪悪感に悩まされていた。

「卒業の午後」
卒業の日ののどかな午後、ニューヨークの方を見ると大変なことが起こりつつあった。着弾したのだ。卒業生のそれぞれが予定していたことは中止になるだろう。

ダークタワー Ⅱ 運命の3人 下
ダークタワー Ⅱ 運命の3人 上
ダークタワーⅠガンスリンガー
神々のワード・プロセッサ
ミスター・メルセデス
ジョイランド
11/22/63
書くことについて
幸運の25セント硬貨
1922
ビッグ・ドライバー
夕暮れを過ぎて
スタンド・バイ・ミー』(DVD)
キャリー』(DVD

 

« 「幸せをつかむ歌」 | トップページ | 『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』 ジョン・ロンソン »

ホラー」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『夕暮れをすぎて』スティーヴン・キング:

« 「幸せをつかむ歌」 | トップページ | 『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』 ジョン・ロンソン »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ