« 『風神雷神 上下』柳広司 | トップページ | 『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子 »

『ファインダー・キーパーズ 上下』スティーヴン・キング

上巻の後半から私立探偵のホッジスが登場し、タイトルのファインダーズ・キーパーズはホッジスが開いた探偵事務所の名称であることが明らかになる。ホッジスは前作の『ミスター・メルセデス』で、事件を解決にもっていった探偵だ。
ホッジス3部作の第2作目。

ファインダーズ・キーパーズ 上
スティーヴン・キング
文藝春秋
2017年9月
ファインダーズ・キーパーズ 下
スティーヴン・キング
文藝春秋

モリスは独り暮らしの超人気老作家・ロススティーンの寝込みを襲って殺害し、150冊のノートと現金を奪った。それらを鞄に詰めて木の根元に埋めた。ところがモリスは不覚にも強姦罪で終身刑となってしまい、35年後にやっと仮釈放される。保護観察下にあるモリスは小説が書かれているノートを手にしようと行動を開始する。
長い間回り道してきたが、もうすぐ人生の本流に戻れると思っている。

前作で、メルセデス・キラーが引き起こした事件(市民センターで催される就職フェアの開場を待っていた行列にメルセデスが突っ込んだ)によって、ピートの父親は脚を骨折し脚を引きずるようになり、ソウバーズ家は経済的に困窮していた。
ピートは、何者かが木の根元に埋めたカバンを偶然に見つけ、ノート150冊と封筒に入った現金を手に入れた。
ピートは毎月匿名で自分の家に送金することを思いついた。その送金のおかげで、ソウバーズ家はまともな家庭になっていった。封筒の現金が底をつき仕送りを停止せざるを得なくなったとき、ピートは妹ティナが志望する学校に転校するために、ノートを売って現金に替えようと模索する。
ティナはピートの様子がおかしいと感じていた。

ティナがピートのことをホッジスに相談したことで、『ミスター・メルセデス』の登場人物たちと、本作の主人公たちに接点が生まれ、緊迫の場面が続く後半に進んでいく。
人気ブログランキング

ファインダー・キーパーズ
ミスター・メルセデス
ジョイランド
11/22/63
ダークタワー IV1/2 鍵穴を吹き抜ける風
ダークタワー IV 魔道師と水晶球 下
ダークタワー IV 魔道師と水晶球 上
ダークタワー III 荒地 下
ダークタワー III 荒地 上
ダークタワー Ⅱ 運命の3人 下
ダークタワー Ⅱ 運命の3人 上
ダークタワーⅠガンスリンガー
書くことについて
ミザリー
キャリー   キャリーDVD
幸運の25セント硬貨
ビッグ・ドライバー
1922
第四解剖室
神々のワード・プロセッサ
夕暮れを過ぎて
いかしたバンドのいる街で
スタンド・バイ・ミー(DVD)
ジェラルドのゲーム
ドランのキャデラック

« 『風神雷神 上下』柳広司 | トップページ | 『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子 »

ミステリ」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/151032/66359573

この記事へのトラックバック一覧です: 『ファインダー・キーパーズ 上下』スティーヴン・キング :

« 『風神雷神 上下』柳広司 | トップページ | 『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子 »