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2018年5月

2018年5月21日 (月)

『世界のすべての七月』 ティム・オブライエン

1960年代後半のベトナム反戦運動に国が揺れる時代に、大学生活を送った若者たちは、今や50代前半になっている。ダートン・ホール大学1969年卒業生の30年目の同窓会が、2000年7月にミネアポリスにある母校の体育館で開かれている。翌日は物故者の追悼式が予定されている。実は幹事がうっかりしていて30年ではなく31年目になってしまった。アポロ11号が月に向かっている暑い7月の頃だ。
登場人物は、男3女7名、そして亡くなった男女1名ずつと、それぞれの人物に関わりのあった人たち、いわゆるベビーブーマーである。

ロバート・アルトマンの映画のような群像劇の手法で物語は進行する。つまり、複数の人物が同じ時間に別のシークエンスで行動する。時間軸は過去と現在を行ったり来たりして、卒業生たちの人生の転機となったエピソードが描かれる。形としては連作短編になっている。

世界のすべての七月 (文春文庫)
世界のすべての七月
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ティム オブライエン/村上春樹
文春文庫
2009年 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

50歳を過ぎた男女が、久しぶりの再会に心躍らせ、呑んだくれて、歌ったり踊ったり、話し込んだり大声で笑ったり泣いたりする。女同士は男との出会いや別れを打ち明けあい、境遇を嘆いたりうらやんだり、目の前で夫が溺れて死んでしまった女は涙を流して悲嘆にくれたり、あるいは離婚や再婚が話題にのぼる。かつて振られた男は未練がましくねちねちと振った女に絡んだり、ベトナム戦争で片脚を失った男がいたり、乳がんで片方の乳房をなくした女がいたりする。肥満で心臓病がいつ爆発するかわからない状況で呑んだくれ踊ろうとする男は、果たせなかった性的関係をまたしても成就できなかったり、その対象の女は相変わらず男たちに笑顔を振りまいてそこらじゅうを飛び回っている。LSDでラリった者や、あるいは隠れてセックスをするカップルを、周りは見て見ぬ振りをする。

なにしろ50歳を超えて人生の黄昏にさしかかっているのだ。若いとはいえず、さりとて年寄りともいえない卒業生たちの「いったい私たちに何が起こったんだ」みたいなことばかりをぐだぐだと言っている往生際の悪さは、同世代として共感できる。

二日酔いの男女が参列する追悼式では不規則な言動がまかりとおった。
町のバーでは、鼻に銀をつけた青白い若い男から、「60年代のめそめそしたゴミみたいな音楽」をジュークボックスでかけまくるのはやめてくれないかと苦情を言われたりした。
そして呑んだくれた2日間もいよいよ別れの時が訪れようとしている。
最後は、卒業生たちが、三三五五、車であるいはジェット機であるいは歩いて日常に戻っていく姿が、スライドショーのように描き出される。→人気ブログランキング

2018年5月16日 (水)

翼を持つ少女 BISビブリオバトル部 山本 弘

ビブリオバトルをテーマにしたライトノベル。
ビブリオバトルとは、本について意見を戦わせたり語り合うことが、新たな読書に向かわせるという考えのもとに、立命館大学の谷口忠大によって考案された知的書評合戦のこと。
【ビフリオバトルの公式ルール】ビブリオバトル普及委員会
知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
2.順番に一人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分行う。
4.全ての発表が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか」を基準とした投票を参加者全員で行い、最多得票を集めた本を『チャンプ本』とする。

本書の主人公、伏木空(ふしきそら)は、中学生の時に、好きな男子にラブレターを送ったことが原因で、いじめられるようになった。
いじめを知っている生徒がいない高校へ進学したかった空は、公立高校へは進学せず、私立の美心国際学園(BIS)に入学した。BISは制服がなく髪の色も自由、おおらかな校風なのだ。
空は無類のSF好き。そんな空が同じクラスの埋火武人(うずめびたけと)に誘われて入部したのが、ビブリオバトル(BB)部である。
女性のSF好きは珍しいが、空のSFに対する知識も情熱も生半可なものではない。

武人は埋火酒造の御曹司で、武人の祖父の蔵書にはSF小説が多数あった。武人はSFにはまったく興味がなくノンフィクションしか読まなかったが、空の影響でSFに目を向けるようになる。

Photo_20201203083901 翼を持つ少女 上 
BISビブリオバトル部1
山本 弘
創元SF文庫
Photo_20201203084001 翼を持つ少女
BISビブリオバトル部1
創元SF文庫
2016年

ビブリオバトルのデビュー戦で散々な結果に終わっった空が悔やんでいると、武人は空を諭した。
「ビブリオバトルで選ばれるのはあくまでチャンプ本であって、チャンピオンではない。チャンプの栄誉はその発表者ではなく本に与えられる。発表者の良し悪しを競っているわけじゃない。あくまで、本が主役なのだ」と。
というのは建前で、チャンプ本をプレゼンテーションした選手は、当然、勝利の栄誉に浴する。

BIS高のBB部の色の黒い混血の女子部員が、双子沢高校社会学研究会の部員から、人種差別的な言葉を投げかけられた。この事件が発端となって、両校はビブリオバトルで戦うことになった。

空は出場しない予定だったが、やる気満々で自分から出場を志願した。空が取り上げた本は、本書で何度か取り上げられるエドモンド・ハミルトンの『フェッセンデンの宇宙』。フェッセンデン博士が実験室内に宇宙を作り出すSFの短篇である。

本書にはビブリオバトルのほかにもうひとつのテーマがあり、それは人種差別である。
関東大震災時の朝鮮人の虐殺について語られ、この事件にこだわりすぎるきらいがある。また、性的な描写も掲載され話題にのぼった『アンネの日記 増補版』がバトル本に取り上げられている。
なにしろ、144冊の本について触れられていて、本好きには見過ごせない内容になっている。本好きというのは、本のタイトルが並んでいるだけで、その本を読んでみたいと思うもなのだ。→人気ブログランキング

翼を持つ少女
『世界が終わる前に』
『幽霊なんて怖くない』
『君の知らない方程式』

2018年5月14日 (月)

『ネバーホーム』 レアード・ハンド

農場で暮らす主婦コンスタンスは、夫バーソロミューの代わりに北軍の兵士として南北戦争(1861〜1865年)に出征した。理由は夫の体が弱かったから。
女性が南北戦争に参加した記録はいくつもあり、そうした女性の手記を著者は片っ端から目を通したという。
コンスタンスが語るかたちで描かれていて、文法的には頼りないところもあるが、そのたどたどしさによって、かえって主人公の不安な胸の内や出口の見えない戦争の理不尽さが伝わってくるようだ。男の集団の中で、女であることを見破られてはならない、あるいは弱みは見せられないという状況が、特異な視点を生みだしている。

ネバーホーム
ネバーホーム
posted with amazlet at 18.05.13
レアード・ハンド/柴田元幸
朝日新聞出版 2017年12月
売り上げランキング: 145,384

コンスタンスはダーク郡出身のアッシュ・トムソンと名乗った。アッシュは射撃の腕前が優れていて、腕ずもうでは簡単に相手をやっつけた。

野営地の近くの沼の水を飲んで腹痛に見舞われ、10分に1回しゃがみこまなければならなくなったときに、バーソロミューから農場の土を送ってもらい、それを食べて治した。軍服を着た写真を送ったり、近況を報告したり、何度も書簡で夫とのやりとりをする余裕はある。
女性とバレはしまいかと気がかりで、2度にわたって同性に見破られはしたが、主人公の主観では男たちにはばれていない。
ある朝アッシュは人を撃った。まわりの男が撃たれて死んでいくことにも遭遇した。

戦闘で腕を負傷し腕がどんどん腫れた。意識が朦朧としたなか、もと看護婦の家にたどり着き。3週間たつと腕が使えるようになった。看護婦は一緒に暮らさないかと持ちかけた。そのレスビアン女の執拗な要求に従わなかったばかりにスパイに仕立て上げられ、瘋癲院での悲惨な生活を強いられた。

戦争は泥沼化し終わる気配がなかったので、コンスタンスは故郷に帰ることにした。
帰途の途中で、将軍のいとこが埋葬されている屋敷を尋ねると、品のいい女主人が手厚くもてなしてくれた。女主人の弟である中尉の手紙を見せてくれた。
「わが隊にには男に変装した若い女がいて、勇敢に戦い功績をあげていたが、女と発覚すると、いじめを受けた。その女がお前に会いに行く気がする」と書いてある。コンスタンスは高く評価してくれていたことに感激する。

郷里の牧場は無残に荒れ果て、ゴロツキの男たちがバーソロミューを顎で使っていた。コンスタンスはゴロツキどもを銃で撃とうと作戦をたてる。 →人気ブログランキング

2018年5月12日 (土)

逆襲の地平線  逢坂剛

前作『アリゾナ無宿』で結成された3人組の賞金稼ぎが、コマンチ族にさらわれた少女を奪還しようとする。3人組の賞金稼ぎとは、早打ちのストーン、ハコダテから来たサムライのサグワロ、17歳の娘ジェニファの3人である。今回は血気盛んな若いキッドが加わった。
ジェニファが一人称で語る形になっていて、角のとれた抑え気味なトーンでストーリーが展開される。
Photo_20220920075101逆襲の地平線
逢坂 剛
中公文庫
2016年

4人は、アリゾナ準州の第一の都市トゥサンで、牧場主のミセス・マキンリーに雇われる。
10年前に、マキンリー一家を乗せた幌馬車隊がコマンチのゲリラに襲われ、4歳の娘エミリがさらわれた。10日前に、コマンチ族の中に白人の娘がいるのを見たという情報がもたらされたのだ。
エミリと思われるこの白人娘を奪還するのが、このたびのミッションである。報酬は1万ドル。そのほか必要経費、成功報酬などが支払われるという破格なもの。

ミセス・マキンリーは金髪で飛び抜けた美貌の持ち主である。殺された夫の後を継いで広大な牧場を運営している。隣の牧場主トライスターは、ミセス・マキンリーの牧場を手に入れようと、あれこれ仕掛けてくる。ミセス・マキンリーの夫を殺したのは、トライスターの手下だった。

賞金稼ぎのチームにジェニファがいる理由を説明しなくてはならない。
南北戦争が終わった翌年(1865年)、ケンタッキーのジェニファの農場が南軍のゲリラに襲われ、ジェニファとスー族の子守のペチュカ以外は殺された。ジェニファはペチュカとともにワイオミングでスー族と4年間暮らした。10歳のとき、今度は騎兵隊の襲撃を受けスー族の集落は全滅した。ジェニファは斥候をしていたラクスマンに引き取られた。
ジェニファはラクスマンとアリゾナ準州の川のほとりで暮らしていた。賞金がかけられていた強盗殺人犯のラクスママンは、8ヶ月前にストーンに殺された。その時点からジェニファはストーンと行動を共にするようになった。

スー族の言葉を理解し話せる、あるいは手話ができるという能力は、賞金稼ぎチームにとってかけがえのない武器なのだ。

厄介なことにトライスターたちもコマンチ族を追っている。トライスターはエミリを奪還した暁には、賞金もさることながら、ミセス・マキンリーに結婚を迫り、牧場をも手に入れようとの思惑があるのだ。
エミリの行方を捜索して中央アメリカの乾燥地帯を北上するストーンたちは、コマンチ族と戦うだけでなく、妨害行動に出てくるトライスター一味も相手にしなければならない。→人気ブログランキング
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アリゾナ無宿
逆襲の地平線
果てしなき追跡

 

2018年5月 9日 (水)

ならずものがやってくる

元パンク・ロッカーの音楽プロデューサー・ベニーと、その部下である35歳のサーシャという盗癖のある女性が登場し物語がはじまる。ふたりに関わる多くの人たちに焦点があたる12章からなっていて、すべての章に別の主人公が当てられている群像劇である。

およそ50年という時間軸のなかを行きつ戻りつしながら、ニューヨーク、サンフランシスコ、アフリカ、ナポリと舞台が変わる。そして、視点も三人称だったり、一人称だったり、あえて二人称だったりして、さらに、サーシャの娘がパワーポイントのスライドだけで書いた日記の章や、ページを上下に分けて下に長い注釈を載せた章のように実験的な試みもなされている。音楽を通して見える現代社会の人間模様が多彩な切り口で語られている。
横溢せんばかりの著者の才能が感じられる短篇集である。

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ジェニファー・イーガン/谷崎由依
ハヤカワepi文庫 
2015年

べニーは、高校生の頃、モヒカン・ヘアーのパンク・ロッカーだった。その後、辣腕の音楽プロデューサーになっている。ベニーの下で働くサーシャは、盗癖があり心理治療を受けている。今は、ベニーには息子がいて、妻はベニーの浮気の気配を察知している。
17歳の頃家出してナポリにたどり着いたサーシャは、買春して泥棒して生き延びてきた。今は、外科系の医師と結婚してふたりの子供の母親として暮らしている。
若い頃ベニーの面倒をみていたルーは、いざこざを生み出し続ける種類の男であり、幾度かの結婚に失敗し、今は2度目の脳卒中を患い病床に臥している。

波乱の日々を送った者にとって、時間はならずものだという。それがタイトルの由来だ。
本書は、2011年のピューリッツアー賞を受賞した。→人気ブログランキング

ならずものがやってくる』 ハヤカワepi文庫 2015年
マンハッタン・ビーチ』早川書房 2019年

2018年5月 2日 (水)

インデックス(新書)

武士の起源を解きあかすー混結する古代、創発される中世/桃崎有一郎/ちくま新書/2018年
リバタリアニズムーアメリカを揺るがす自由至上主義/渡辺靖/中公新書/2019年
偉人伝を読みなおす/森浩一/ちくま新書/2010年
がん免疫療法とは何か/本田佑/岩波新書/2019年
進化の法則は北極のサメが知っていた/渡辺佑基/河出新書/2019年
食の実験場アメリカーファーストフード帝国のゆくえ/鈴木透/中公新書/2019年
魏志倭人伝の謎を解くー三国志から見る邪馬台国/渡邊義浩/中公新書/2012年
AV女優、のち/安田 理央/角川新書/2018年
【あ】
アート鑑賞、超入門!/藤田令伊/集英社新書/2015年

アフリカ―資本主義最後のフロンティア/「NHKスペシャル」取材班/新潮新書/2011年
アメリカ/橋爪大三郎 大澤真幸/河出新書/2018年
アメリカン・デモクラシーの逆説/渡辺靖/岩波新書/2010年
一億総うつ社会/片田珠美/ちくま新書/2011年
インディアンの夢のあと:北米大陸に神話と遺跡を訪ねて/徳田いつこ/平凡社新書/  2000年
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる/梅田望夫/ちくま新書/2006年
ウェブはバカと暇人のもの/中川淳一郎/光文社新書/2009年
宇宙飛行士選抜試験/大鐘良一 小原健右/光文社新書/2010年
映画365本 DVDで世界を読む/宮崎哲弥/朝日新書/2009年
エピジェネティクスー新しい生命像をえがく/仲野 徹/岩波新書/2014年
男のチャーハン道/土屋淳/日経プレミアシリーズ /2018年
男のパスタ道/土屋淳/日経プレミアシリーズ(日本経済新聞出版社)/2014年
大人のお作法/岩下尚文/インターナショナル新書/2017年
大人の時間はなぜ短いのか/一川誠/集英社新書/2008年
おどろきの中国/橋爪大三郎×大澤真幸×宮台真司/講談社現代新書/2013年
音楽の聴き方/岡田暁生/中公新書/2009年
女の機嫌の直し方/黒川伊保子/集英社インターナショナル新書/2017年
女の旅―幕末維新から明治期の11人/山本志乃/中公新書/2012年
【か】
核大国ニッポン/堤未果/小学館新書/2017年
カレーライス進化論/水野仁輔/イースト新書Q/2017年
考えることの科学ー推論の認知心理学への招待/市川伸一/中公新書/1997年
関係する女 所有する男/斎藤環/講談社現代新書/2009年
関西人の正体/井上章一/朝日文庫/2016年
完全教祖マニュアル/架神恭介 辰巳一世/ちくま新書/2009年
消えたフェルメール/朽木ゆり子/インターナショナル新書/2018年
キュレーション 知と感性を揺さぶる力/長谷川祐子/集英社新書/2013年
教室内カースト/鈴木 翔/光文社新書/2012年
京都ぎらい/井上章一/井上章一/朝日新書/2015年
京都嫌い 官能編/井上章一/朝日新書/2017年
キラキラネームの大研究/伊東ひとみ/新潮新書/2015年
クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力/にむらじゅんこ/平凡社新書/2012年
ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃/小林雅一/講談社現代新書/2016年
現代アート経済学/宮津大輔/光文社新書 /2014年
現代アート、超入門!/藤田令伊/集英社新書/2009年
現代アート入門の入門/山口裕美/光文社新書/2002年
現代アートを買おう!/宮津 大輔/集英社新書/2010年
現代アメリカ宗教地図/藤原聖子/平凡社新書/2009年
現代ジャズ解体新書 ~村上春樹とウィントン・マルサリス/中山康樹/廣済堂新書/2014年
現代美術コレクター/高橋龍太郎/講談社現代新書/2016年
高級ショコラのすべて/小椋三嘉/PHP新書/2010年
行動分析学入門/杉山尚子/集英社新書/2005年
コレステロール治療の常識と非常識/桑島巌×横手幸太郎/角川SSC新書/2012年
【さ】
サイコパス/中野信子/文春新書/2016年
さよなら!僕らのソニー/立石泰則/文春新書/2011年
沈みゆく大国アメリカ/堤 未果/集英社新書/2014年
したがるオスと嫌がるメス/宮竹貴久/集英社新書 /2018年
至福のすし―「すきやばし次郎」の職人芸術/山本 益博/新潮新書/2003年
ジャズに生きた女たち/中川ヨウ/平凡社新書/2008年
職業としての地下アイドル/姫乃たま/朝日新書/2017年
縄文探検隊の記録/夢枕 獏 岡村 道雄 かくま つとむ/集英社インターナショナル新書/2018年
女子校育ち/辛酸なめ子/ちくまプリマー新書/2011年
人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊/井上智洋/文春新書/2016年 
人工知能の「最適解」と人間の選択/NHKスペシャル取材班/NHK出版新書/2017年
人類の未来 AI、経済、民主主義/吉成真由美(インタビューアー)ノーム・チョムスキー レイ・カーツワイル マーティン・ウルフ ビャルケ・インゲルス フリーマン・ダイソン/NHK出版新書/2017年
「ストーカー」は何を考えているのか/小早川明子/新潮社新書/2014年
ストラディヴァリウス/横山進一/アスキー新書/2008年
ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢/中野雄/文春新書/2017年
スノーデン 日本への警告/エドワード・スノーデン、青木 理、井桁大介、金昌浩、ベン・ワイズナー、宮下紘、マリコ・ヒロセ/集英社新書/2017年
生物と無生物のあいだ/福岡伸一/講談社現代新書/2007年
世界一のトイレ ウォシュレット開発物語/林良祐/朝日新書/2011年
世界の野菜を旅する/玉村豊男/講談社新書/2010年
絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか/更科功/NHK出版新書/2018年
セブンーイレブン 黄金の法則/吉岡秀子/朝日新書/2018年
セーヌで生まれた印象派の名画/島田紀夫/小学館101ビジュアル新書/2011年
全国駅そば名店100選/鈴木弘毅/洋泉社新書y/鈴木 弘毅/2015年
【た】
チョコレートの世界史/武田尚子/中公新書/2010年
著作権法がソーシャルメディアを殺す/城所岩生/PHP新書/2013年
知立国家 イスラエル/米山 伸郎/文春新書/2017年
できそこないの男たち/福岡伸一/光文社新書/2008年
デジタル時代の著作権/中野祐子/ちくま新書/2010年
投資なんか、おやめなさい/荻原博子/新潮新書/2017年
トラクターの世界史/藤原辰史/中公新書/2017年
【な】
なぜ、習近平は激怒したのか 人気漫画家が亡命した理由/高口康太/祥伝社新書/2015年
なぜメリル・ストリープはトランプに噛みつき、オリバー・ストーンは期待するのか ハリウッドからアメリカが見える/藤えり/幻冬社新書/2017年
ニッポンの書評/豊崎由美/光文社新書/2011年
日本の10大新宗教/島田裕巳/幻冬社新書/2007年
日本の美徳/瀬戸内寂聴ト×ドナルド・キーン/中公新書ラクレ/2018年
ねじ曲げられた「イタリア料理」/ファブリツィオ・グラッセッリ/水沢透/光文社新書/2017年
ノーベル賞の舞台裏/共同通信ロンドン支局取材班/ちくま新書/2017年
【は】
爆発的進化論 1%の奇跡がヒトを作った/更科 功/新潮新書/2016年
はじめての不倫学/坂爪真吾/光文社新書/2015年
バッタを倒しにアフリカへ/前野ウルド浩太郎/光文社新書/2017年
ピカソは本当に偉いのか?/西岡文彦/新潮新書/2012年
美術館の舞台裏 魅せる展覧会を作るには/高橋明也/ちくま新書/2015年
美食の世界地図 料理の最新潮流を訪ねて/山本益博/竹書房新書/2014年
ビッグ・ドライバー/スティーヴン・キング(小林恭美子・風間賢二訳)/文春文庫/2013年
人はなぜ不倫するのか/亀山早苗/SB新書/2016年
ヒトは「いじめ」をやめられない/中野信子/小学館新書/2017年
ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎/田沼靖一/幻冬舎新書/2010年
フェルメール-静けさの謎を解く-/藤田令伊/集英社新書/2011年
深読みフェルメール/朽木ゆり子×福岡伸一/朝日新書/2012年
フグが食いたい! ―死ぬほどうまい至福の食べ方/塩田丸男/講談社プラスアルファ新書/2003年
ふしぎなキリスト教/橋爪 大三郎×大澤 真幸/講談社現代新書/2011年
富士百句で俳句入門/堀本裕樹/ちくまプリマー新書/2014年
腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち/杉浦由美子/杉浦 由美子/中公新書ラクレ/2006年
仏像図解新書/石井亜矢子・岩崎 隼/小学館新書/2010年
フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人/速水健朗/朝日新書/2013年
無頼化する女たち/水無田気流/洋泉社新書/2009年
古きよきアメリカン・スイーツ/岡部史/平凡社新書/2004年
米国人弁護士だから見抜けた日本国憲法の正体/ケント・ギルバート/角川新書/2017年
北京から来た男 上下/ヘニング・マンケル(柳沢由実子訳)/東京創元社/2014年
細川ガラシャ/安 廷苑/中公新書/2014年 
ボブ・ディラン解体新書/中山康樹/廣済堂新書/2014年
【ま】
マグダラのマリア ―エロスとアガペーの聖女/岡田温司/中公新書/2005年
壬生義士伝 上下/浅田次郎/文春文庫/2012年
未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか/津田大介×牧村憲一/中公新書ラクレ/2010年
未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか/ジャレド・ダイアモンドほか/PHP新書/2018年
名画で読み解く ロマノフ家 12の物語/中野京子/光文社新書/2014年
目の見えない人は世界をどう見ているのか/伊藤亜紗/光文社新書/2015年
「モナリザ」の微笑み/布施英利/PHP新書/2009年
モラルの起源 実験社会科学からの問い/亀田達也/岩波新書/2017年
【や】
やきとりと日本人 屋台から星付きまで/土屋美登世/光文社新書/2014年
ヤマザキマリの 偏愛ルネサンス美術論/ヤマザキマリ/集英社新書/2015年
ヤンキー進化論―不良文化はなぜ強い/難波功士/光文社新書/2009年
【ら】
ラーメン超進化論 「ミシュラン一つ星」への道/田中一明/光文社新書/2017年
ラーメンと愛国/速水健朗/講談社現代新書/2011年
ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて/松尾理也/新潮社新書/2006年
ルポ トランプ王国 ーもう一つのアメリカを行く/金成隆一 /岩波新書/2017年
ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち/ジョン・ロンソン(夏目大訳)/光文社新書/2017年
ルポ 貧困大国アメリカ II /堤未果/岩波新書/2010年
レーガン - いかにして「アメリカの偶像」となったか/村田晃嗣/中公新書/2011年
【わ】
若者の「うつ」―「新型うつ病」とは何か/傳田健三/ちくま新書/2009年

 

 

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