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表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 若林正恭

『週刊新潮』の「ヤツザキ文学賞」は、書評家・豊﨑由美が文学賞受賞作を紹介するコラムである。6月14日号には、第3回斎藤茂太賞を受賞した漫才コンビ「オードリー」 の若林正恭が書いた『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』というタイトルの「4泊5日弾丸キューバ旅行紀」が紹介されている。文学賞ウォッチャーを自認する豊﨑が知らなかった同賞は、日本旅行作家協会が2016年に作ったできたてほやほやの文学賞だ。
Image_20201206165001表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
若林 正恭
KADOKAWA
2017年

2016年6月、著者はマネージャーから、今年は5日の夏休みがとれると告げられた。
航空券の予約サイトでたった一つの空席を見つけたあと、宿を予約し、入国のさいに必要なツーリストカードを取りに、東麻布にある調剤薬局のようなキューバ大使館領事部に出向いたりして、準備を整えた。マネージャーからの後輩を連れていったらどうかという助言を却下した。

新自由主義の東京と共産主義のハバマを対比しつつ、苛立ちながら生活している自らの心情を率直に表現しているところが大いに共感できる。純文学といっていい。
本書を読んでの結論、若林は残る。→人気ブログランキング

→『表参道のセレブ犬とヴァーニャ要塞の野良犬』KADOKAWA 2017年
→『完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込』角川文庫 2015年

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