漢字の書き取り
リハビリで漢字の書き取りをやっている。書字訓練は、小学3年生から始まって中学生の問題が終わり高校生になった。1日1枚の宿題が与えられている。プリントの設問は20問あり、例えば「拳を握る」のように、1問にふたつの問がある場合もある。正解率は、小学3年生の問題は8割以上だったものの、高校生になると悲しいかな6割前後になった。間違った問題をピックアップして次への励みにしたい。問題の漢字のところは送り仮名を含めてカタカナで記載して、最後に正解を列挙する。この問題はウェブサイト「ちびむすドリル38」に掲載されている。
①「腹をスエテとりかかる」辞書によると、スエルはしっかり置くという意味だ。
②「先行きにケネンを抱く」ケネンのケがわからない。県が入っている字であることはわかるけれど、正解にたどり着けない。「であることはわかっているけれど」という言い訳がなんと多いことか。県の右に書く字がわからない。
③「ゴウマンな態度」ゴウはお手上げだ。慢はわかる。「ゴウ」は複雑で書けない。話は外れるけれど、以前は「ゴウマン」な人物によく出会った。俺がルール決めるとの鼻息の荒い人物に悩ませられた。
④「友人を会長にスイセンする」センはなんと表現したらいいかわからないけれど、ぎゅうぎゅう詰めになっている字だ。草冠の下にややこしい字をくっつけたようで、ギブアップする。そもそもこの設問の文章自体に欠陥があると思う。友人を会長にしたいのか、友人を会長に知ってもらうために推薦するだけなのか、二重の意味にとれる。このような設問は不適切だ。善処を要求する。
⑤ 「世界チャンピョンのエイカンに輝く」エイは英雄のエイを書いた。カンは形が悪くおよそカンムリといい難い。
⑥「ショセンは人は孤独なもの」ショセンという言葉には憧れみたいものがある。ショセンのあとにつながるニヒルな物語の展開が予想される。
⑦「コセキトウホンを取り寄せる」トウは株式を連想する暴れた字だと認識しているが、書けない。
⑧「ギフ県」は都道府県名で厄介な漢字だ。構造は難しくないのに、惜しいところまで書けるけれど正解にはならない。岐阜薬科大を受験したことを思い出した。一期校と二期校とその間に受験日がある学校を受験した。長良川に架かる鉄橋を電車で渡ったと思う。消しゴムがひどく消えが悪かったことを覚えている。
答)①据えて ②懸念 ③傲慢 ④推薦 ⑤栄冠 ⑥所詮 ⑦戸籍謄本 ⑧岐阜(240405)
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