ザ・ブライド!
小説『フランケンシュタイン』(Frankenstein)は、イギリスの小説家、メアリー・シェリーが1818年に匿名で出版したゴシック小説である。原題は『Frankenstein:or The Modern Prometheus(フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス)』。フランケンシュタインは同書の主人公であるスイス人科学者の姓である。
余談だが、『ザ・ブライド!』(2026年4月3日公開)で主演女優を務めたジェシー・バックリーが、同時期に日本で公開された『ハムネット』(2026年4月10日公開)でも主演女優を務めている。弾けた娘と実直な妻の役を事もなく演じ分けている。

原題:The Bride!
製作国:アメリカ(2026年)
日本公開日:2026年4月3日
監督:マギー・ギレンホール
脚本:マギー・ギレンホール
上映時間:126分

【予告編】にリンク
1930年代のシカゴ。
自らを生み出した博士「フランケンシュタイン」の名を名乗る怪物は人々から忌み嫌れれ孤独の中で日々を送っていた。誰とも心を通わせることのできない人生に耐えきれなくなった彼は、ユーフォロニウス博士に、自分の伴侶を創ってほしいと懇願する。そこで、派手に遊び回り羽目を外して階段を転げ落ちて命を落とした若い女性の遺体を、フランケンシュタインと博士は、墓から掘り起こし花嫁「ブライド」としてよみがえらせた。ユーフォロニウス博士はそこはかとなくユーモラスな存在だ。

やがて、ある出来事をきっかけに、フランケンシュタインとブライドは追われる身とる。2人の逃避行は、次第に人々や警察、そして社会までを巻き込みながら、やがて時代を揺るがす革命へと突き進んでいく。メアリー・シェリーが描いた怪物の物語は未完であり、メアリーは本当に描きたかったこと、語りたかったことをここから見せていくと宣言する。

ブライドは生前の「アイダ」という名前を拒否し、フランケンシュタインが愛情を込めて与えた「ペネロペ」という名前すらも突き返す。男性の都合で作られた人形としての役割を拒絶し、彼女は自ら「ザ・ブライド」であることを選択するのだ。社会から疎外された怪物であることを受け入れ、腐った世界に中指を立てる彼女の姿は、痛快なまでにパンクである。ペネロペでも、アイダでもない。彼女が選んだのは、フランケンシュタインの同じ「怪物としての存在だった。
クラブや街では男たちがアイダをレイプしようと迫ってくるし、警官さえもアイダの身体を撫でまわしてくる。女性が性的に搾取され暴力に晒されてきたことが描かれる。アイダが「脳天直撃!」と男性警官に発砲したことで、女性たちが覚醒し、アイダに触発されて同じメイクをして暴れ回る。唇から頬にかけて広がるタトゥーののような黒いシミだ。アイダは決して男に屈しないキャラクターとしてマシンガンのように言葉を発して行動するが、マフィアに射殺される。
フランケンシュタインと花嫁は研究所でユーフォロニウス博士に再び蘇生される。生き返ったアイダは記憶を無くしていたこといいことに、フランケンシュタインは二人は婚約者だったと嘘をつき、外の世界に飛び出していく。だがアイダは男たちの性的な欲望がにさらされ、フランケンシュタインはアイダを守るために人を殺してしまう。そして彼らの逃避行が始まる。刑事と曰くありげな有能な女性助手に追われることになる。
ついに、ドライブインシアターでブライドに求婚したフランケンシュタインの頭に警官の弾丸が貫通したことで、ユーフォロニウス博士の元に戻ったアイダは彼を再び生き返らせるように懇願するが、そこには再び刑事や警官の手が伸びていた。そして銃弾で蜂の巣のされるが、ユーフォロニウス博士が再活性化の機械の電源を入れると、二人に復活のかすかな兆しが起こって映画は終わる。
なにしろ 二人は不死身なのだ。







