趣味

2011年10月 5日 (水)

趣味は読書。/八角亭/麻婆麺

9月○日(木) 

約1ヵ月前に、「いつもありがとうございます。」と萬松堂の3階キャッシャーで、お釣りをもらうときに言われた。
ついに本屋に常連と認められたかと感無量だった。
そう言ったのは眼鏡をかけた華奢な女性店員だった。
その後も何回かここで本を購入したが、残念ながら常連扱いされたのは、その一回きりだった。
あれは空耳だったのか。

ところで、『趣味は読書。』(斉藤美奈子著)によると、
<もし日本が100人の村だったら、40人はまったく本を読まず、20人は読んでも月に1冊以下だ。しかも、ここには図書館で本を借りる人も、1冊の本を何人もで回し読みしている人も含まれている。したがって、「読む」ではなく「買う」にシフトして「毎月1冊以上の本を買う人」「定期的に本屋に行く人」「新刊書に関心のある人」などとなったらもっと少人数にちがいなく、純粋な趣味として本に一定のお金と時間を割く人はせいぜい100人の村に4~5人、数にして500~600万人がいいところかと思う。>だそうだ。
本を読む人が多いんだか少ないんだかピンとこないが、著者は少ないと言いたいのだろう。
それと、アマゾンなんて強敵が羽振りを利かす時代になったから、ときどき出没する客たちの扱いを、本屋は考え直すべきなのだ。

店内をぐるりと回り、今日は買うものがないなと思いながら、いつも最後に立ち寄る1階キャッシャーの横の書評コーナーの前に立った。
フェルメール 光の王国 』(福岡伸一著)が目に入り購入した。
残念なことに、「いつもありがとうございます」とは今回も言ってくれなかった。

八角亭。
席につくなり間髪を容れず、麻婆麺をお願いした。
麻婆豆腐は、あばた面の劉オバさんが有り合せの材料で、労働者向けに屋台で売り出したのが最初とされる。
こういう出自の麻婆豆腐だから、豆腐は木綿でところどころが欠けて崩れているのがそれらしい。
ところが市井の中華料理店で出てくる麻婆豆腐は、おおよそ9対1で絹ごし豆腐が使われている。

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この店の麻婆豆腐もつるりとした柔肌の絹ごしだった。
厨房を眺めていたら、まったくおおざっぱな作り方で、数分ででき上がった。
この素早くでき上がりかつ大雑把なところが麻婆豆腐の真骨頂なのだ。
八角亭は化学調味料を多量に使うと教えてくれた、前にこの店で働いていたオバさんがいたが、出汁のよく効いた旨い麻婆麺630円だった。→人気ブログランキング

八角亭 古町十字路店
新潟市中央区古町通7番町996-7

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