Lucy/ルーシー
人間の脳は10%しか使われていない。
そのパーセンテージが20%や30%に増えるとどうなるのか?
台北で、ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、アタッシュ・ケースをホテルに届けるように頼まれ、韓国マフィアに拘束されてしまう。そして、アタッシュ・ケースに入っていた新型麻薬を、手術で下腹部に埋め込まれ運び屋にされてしまった。
LUCY/ルーシー 監督:リュック・ベッソン 脚本:リュック・ベッソン 音楽:エリック・セラ フランス 2014年 89分 |
一方、脳科学者の権威ノーマン博士(モーガン・フリーマン)は、覚醒脳のパーセンテージが上がると、人間はどうなるかを研究していた。
運び屋として空港に向かう途中で、男から暴行を受け体内の袋が破れて新型麻薬が流れ出し、ルーシーの脳は20%が覚醒した。
一瞬にして超人的な能力が身についた。
テレキネシスで暴行をふるった男をぶちのめし、映像記憶でほかの運び屋の航空チケットから行き先を割り出し、パリ警察に運び屋の情報を通報した。
テレポテーションでノーマン教授に会いに行き、覚醒脳のパーセンテージが増えると人智を超えた能力が備わることを披露した。
ところがパーセンテージの増加を止めることができなくなり、徐々にルーシーの人間性は失われ、自分でコントロールできない状態になっていった。
そして、マフィアたちが新型麻薬を取り戻そうとやって来たときに、ルーシーの脳は100%覚醒したのである。
宇宙創生、地球誕生、生命誕生、進化の過程、類人猿の誕生、脳を10%しか使ってない人間がいる現在までの映像を、時間を逆戻りさせて挿入している。
ビッグバンからの時間軸に、今より進化した人間としてルーシーを描いている。→人気ブログランキング