「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 藤吉 豊・小川真理子
文章術の本100冊から大事な順に、ベスト40位までをピックアップした。1位から7位で、「文章の向上」を実感でき、20位まで身につければ、「文章がうまい人」になれて、40位まで身につければ、なんと「プロ級の書く力」が手に入るという。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 藤吉 豊・小川真理子 日経BP 2021年 |
1位:文章はシンプルに | 21位:とりあえず、書き始める |
2位:伝わる文章には「型」がある | 23位:文末の「である」と「ですます」を区別する |
3位:文章も見た目が大事 | 22位:「何を書くか」を明確にする |
4位:文章は必ず「推敲」する | 24位:体験談で説得力を高める |
5位:「わかりやすい言葉」を選ぶ | 25位:書き始める前に「考える」 |
6位:比喩・たとえ話を積極的に使う | 26位:同じ言葉の重複を避ける |
7位:接続詞を「正しく」使う | 27位:「見出し」で内容を端的に伝える |
8位:思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く | 28位:日頃から内面を豊かに耕す |
9位:「正確さ」こそ文章の基本 | 29位:同じ主語が続くときは省略してみる |
10位:「名文」を繰り返し読む | 30位:考えるために書く |
11位:主語と述語はワンセット | 31位:テクニックでごまかさない |
12位:語彙力をつけろ、辞書を引け | 32位:「一番好きな文章」を見つける |
13位:「、」「。」を適当に打たない | 33位:的確なインプットでオリジナリティを高める |
14位:段落はこまめに変える | 34位:わかりにくいカタカナ語は日本語に |
15位:とにかく書く、たくさん書く | 35位:ビジネス文書・論文は「話し言葉」より「書き言葉」 |
16位:「わかりにくい」と思ったら修飾語を見直す | 36位:ビジネスメールは簡潔さが命 |
17位:「書き出し」にはとことんこだわる | 37位:イメージまで共有できれば誤解なく伝わる |
18位:「読み手」を強く意識する | 38位:発見や違いを盛り込んで文章を「おもしろく」する |
19位:「は」と「が」を使い分ける | 39位:根拠を示す |
20位:名文を書き写す・真似る | 40位:過去形と現在形を混ぜると文章がいきいきする |
以下に、なるほどと大いに納得した項目を挙げる。
7位:接続詞を「正しく」使う
〈接続詞は、車のウインカーである。〉という言葉は名言だ。
19位:「は」と「が」を使い分ける
①「は」はすでにわかっていること、「が」はわかっていないことに使う。②「は」がいつも、主語になるとは限らない③「……が」を使っていいのは「逆説」のときだけ。
28位:日頃から内面を豊かに耕す
文章には人間性が出るから、品行方正に生きろということか。
40位:過去形と現在形を混ぜると文章がいきいきする
文章が刺激的になる。
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「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。/藤吉豊・小川真理子/日経BP/2021年
書くことについて/スティーヴン・キング(田村義進 訳)/小学館文庫/2013年