季節

2024年4月19日 (金)

24節気の晴明

24節気の上の72候がある。前にアマゾンで72候に関する本を買おうとしたところ、新刊なのに送料が高すぎて躊躇したままになっていた。420円はアコギだ。それが、ここのところ、『この世のにたやすい仕事はない』(新潮文庫 2018年)を読んで以来、津村記久子の作品に凝っていて、『まぬけなこよみ』(朝日文庫 2023年)に72候のことを扱っているのを見つけた。早速、送料無料の特典を活かして、アマゾンから購入した。季節の移ろいを、津村記久子はどう表現するのか、文庫の到着が待ちどうしい、
昨日、確か昼過ぎにネットで注文したところ、本日2時過ぎに郵便受けをのぞくと、えーもお、雄叫びをあげた。届いている、早い。
まず、24節気も72候も、旧暦を新暦に換算する必要あると思った。しかし、とりあえず、72項に沿って文章を書くつもりだから、今のところは換算には意味がなさそうだ。
ちなみに、4/15〜4/19は、どう表現されているのか。24節気は「晴明」(万物が清く明るく生き生きと見える)、72候は(虹始見)(にじはじめてあらわる、鮮やかな虹が見え始める)となっている。さしあたり、今日は曇天だけれど、ここ5〜6日は虹の出現には油断してしないよう気を配ろう。
季節に関わることを挙げると、今日スーパーの売り場で目についたのは、前から出回ってるけれど、ホタルイカだ。TVのニュースで、今年は豊漁だそうだ。大好物だから近日に購入しよう。ボイルしたホタルイカは口に磯の香りが広がって甘くて旨い。それと筍も豊作だそうだ。

閑話休題。「晴明」の正反対の話題で申し訳ないが、週刊誌で取り上げられている小池百合子の学歴詐称問題は、側近がカイロ大学卒業の工作に手を貸したと証言している。小池百合子は卒業証書があると言っている。そこのところは、『女帝 小池百合子 』 (石井妙子 文藝春秋 2020年)に詳しい。本書は第52回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞している。小池百合子の主張も側近の言い分も事実だろう。政治家の小池百合子はエジプト側に有象無象の利益を供与をして、言い方を変えれば貸を作って、イリーガルに卒業証書を入手した。カイロ大学を卒業するには厳しい勉学を強いられるという。カイロ大学側がそのことを暴露する可能性は、おそらく皆無だ。この件は有耶無耶になると思う。2024.4.19

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