ランニング・マン
近未来社会は一握りの富裕層と圧倒的多数の貧困層に分断され、多くの人々が過酷な生活をしいられている。ベン・リチャーズ(グレン・パウエル)は職を失い、娘の医療費のために巨額の懸賞金が得られるリアリティーショー「ランニング・マン」に参加する。

監督:エドガー・ライト
2025年製作/133分/PG12/アメリカ
原題:The Running Man
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2026年1月30日
☆3.5
予告編にリンク
懸賞金狙いの視聴者が注視する中でハンターの追跡から30日間逃げ切ることができたら賞金を与え、捕まったらテレビカメラの前で直ちに殺されるという究極のデスゲームだ。そのゲームの実態は、社会を支配する巨大ネットワーク企業が主催する世界最大のリアリティーショーだ。
ゲームにより、挑戦者の命懸けの逃走劇を発信し、全世界の観客が視聴するというものだった。視聴率最優先の番組だ。
ランニング・マン ・ルール 1.逃走範囲=無制限
2.期間=30日間 1日生き残るごとに賞金倍増
3.賞金最大=1000億円
4.鬼はプロの殺人ハンター
5.密航者には懸賞金プレゼント
6.捕まれば、即死亡
3人の重要人物を紹介する。
1人目は、番組のプロデューサーのダン・キリアン(ジョシュ・ブローリン)。反骨心とガッツの塊のベンをターゲットとして「小さな成功では人生は変わらないが、このショーで勝てば富裕層の頂点に立てる」と煽り、ベンを危険なゲームへと引き込む。
一方で、視聴者を魅了しつつランナーたちを潰す陰謀を巡らせ、ベンを一時的なスターに仕立て上げることで、壮大なエンディングを演出しようと画策する。
2人目は、ショーの司会者のボビー・T(コールマン・ドミンゴ)。卓絶なトーク・スキルで、群衆を引き付けゲームを盛り上げる。「ランニング・マン」の過激さや観客の欲望を最大限に引き出し、カリスマ性でゲームをより狂気的に盛り上げる存在。
3人目は、マスクで素顔を隠す最強殺人ハンター、マコーン(リー・ペイス)。殺人ハンターたちを率いるリーダー。謎めいたキャラクターで「ランニング・マン」の観客たちにとって“ロックスター”のような象徴であり、視聴者から絶大な支持を集めている。マコーンの目的は唯一ベンを殺すこと。神出鬼没で、執拗かつ娯楽性たっぷりに犯罪者のレッテルを貼られたランナーたちを追い詰めていく。
スティーヴン・キングがリチャード・バックマン名義で1982年に発表し、1987年には「バトルランナー」として映画化された小説を映画化した。キングらしいブレることのない、ことごとくしつこいストリーだ。














